変えるしかない
これまでの経営は、「ダーウィンの進化論」になぞらえて、「強いものや優れたものが生き残るのではない、環境の変化に対応できたもののみが生き延びた」となっていました。
ところが、今回のような不測の事態が頻繁に起こったり、5Gや6Gの普及で環境が激変する場合は、対応のしようがありません。
かといって、環境変化をただ静観していると、いつの間にか見捨てられてしまいます。
では、いったいどのようにすべきか?
仮説を立てて、自ら環境を変える、環境を作るくらいの発想と行動力が必要なのです。
人口が増えながら、経済が成長している間は、チャンスを取りこぼしても、次のチャンスに備えれば挽回はできました。
ところが、少子高齢化が進み、経済が停滞している今の日本では、滅多にチャンスは来ません。
そのチャンスを一旦逃すと、競合相手に大きな差を付けられ、浮き上がるのも難しくなるのです。
経営トップの決断力と決断の速さが、一気に勝敗を分けます。
今まで以上に妄想力と情報収集力が必要とされます。