百尺竿頭
「自分はそこそこ頑張っている」と思っている人は、かなりいると思います。
それでも、そのうちの相当数の人々が、頑張っていなそうな人と然程差が付かないのは何故かと思っているはずです。
結論から言うと、「そこそこの努力」では、ほとんど差は付かないという事です。
大抵の人が、努力していると思える『自己満足』に陥っているだけなのです。
努力の客観的な指標にも、数字を使用すれば結果が出やすくなります。
自分で簡単にできると思う数字から「今すぐ」始めることです。
そしてそれが1ヶ月間も継続して達成されれば、数字を少しだけアップするのです。
これを繰り返し1年間過ごせれば、「そこそこ頑張っている」と自分の中で思っている内容が、全然違ってきます。
2年間も続けば、頑張っていないと思われる人との差は確実に表れるはずです。
若い時ほど惰性に流されない事。
唯一の方法は、数字を追う事なのです。
『百尺竿頭に一歩を進む』
(ひゃくしゃくかんとう)
百尺の竿の先に達しているが、なおその上に一歩進もうとする。
既に努力・工夫を尽くした上に、更に尽力する事。
今後益々格差社会になることは再三述べてきました。
自助の精神も何度も既述しました。
今動かなければ、歳を重ねて体力や精神力が弱まった時点では、挽回は難しい気がします。