慌てず、急がず
昨夜NHKの「ダーウィンが来た」を見ました。
屋久杉の話です。
初めて知ったのですが、日本本土にあるものと同じ杉なのです。
その内の樹齢1000年以上のものを「屋久杉」と呼ぶとのこと。
同じ種類にも拘わらず、本土のものは最長でも樹齢500年、屋久島のそれは2000年を超えるものもあるそうです。
何故そうなったかと言うと、屋久島自体がほとんどが岩でできており、土壌に栄養素が少ないからだそうです。
その為に年輪の間隔が、屋久杉の方がはるかに狭い。
子育てや会社経営にも同じ事が言えると、TVを見終えて感じました。
厳しい環境で且つゆっくりと生き抜いたものこそ、年輪を重ねることが出来るのです。
企業の経営に終わりはありません。
慌てず、急がず、手元資金を厚くしながら、ゆっくりと成長する事。
今回の新型コロナウィルスで、このことが我々中小企業にとっては、一番の処方箋なのだと確信に変わりました。