どう考えるか

我慢していましたが、思い切って床屋さんへ行きました。

バスと徒歩で行ったのです。

バスの中は相変わらずほとんどが老人。

皆さんマスクをして、一つずつ席を空けて座っていました。

 

思った通り、床屋は私だけでした。

わたしより3歳ほど上のご夫婦で長年されています。

久し振りに話をしました。

 

最初のマスターの会話が「来てもらってなんですけど、勇気がありますね」でした。

お客様が案の定激減しているそうです。

自分の所は借金もなく、夫婦だけで経営しているから生活に困ることは無いとのこと。

同業者からよく電話がかかってくるが、何処も想像以上に困窮しているそうです。

 

夜のNHKクローズアップ現代を見ました。

弁護士が中心となった、コロナウィルスの影響による生活困窮者の相談窓口の様子を映し出していました。

所持金が500円や300円との内容でした。

解答としては、直ぐに生活保護の申請をしなさいというものでした。

アルバイト等の日銭を稼いで生計を立てている人が、なりいることに驚きました。

その他にも、住宅ローンが払えなくなり自己破産しかないという家族、大学4年生なのに学費が払えない学生。

 

10万円支給の方法やスピードはもっと改善されなければ、助けられる人も助けられません。

かと言って、我々にもどうする事も出来ません。

暗い気持ちになってチャンネルを変えました。

 

その時に思い出したのが、長男がシリーズで持っていた漫画でした。

「カイジ 福本伸行」の文章の一言です。

『人は人を救わない。 何故なら人は人を救わなくてもその心が痛まないから。なら、期待するな、他人に。自分だ自分。自分を救うのは自分だけ』

 

チャンネルを変えた先の番組は「カンブリア宮殿」

アマゾンとダイソンのCEOとの村上龍の対話でした。

共に資産が兆円単位の二人です。

皮肉なものです。

これが資本主義なのです。

 

二人の共通点は「決して諦めない」

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

未分類

前の記事

後悔先に立たず
未分類

次の記事

金融緩和の行き先