あっさりと
日経平均が2万円を遂に割り込みました。
20700円が上場企業のPBR1倍割れの抵抗線と考えられていたので、正直驚いています。
現時点で、私と次男坊は含み損が増え、長男と知人は思い通りの展開となっています。
評論家の中には15000円、為替が対ドルで90円も聞こえてきました。
「一寸先は闇」、「上り坂・下り坂・まさかがある」という格言は生きていたわけです。
神様でもない限り底値や天井は分かりません。
ただ言えることは、この数週間で、日本の富裕層の数はかなり減ったという事です。
これから、経済的な損失の影響が徐々に表れてきます。
子供達も、いつも以上に真剣な経営の舵取りが求められます。
先ず、「損失」、「無駄なお金の出費」をとことん抑えることから始めなければなりません。
こういう状況になると、知恵の無い経営者は、価格を下げようとします。
間違いの極致です。
価格を下げる場合は、下げる前以上に数が増えるという前提以外は行ってはいけません。
そんなことより、買いに来たお客様に今まで以上の感動を与える接客を行うことです。
どのような環境下でも、欲しい人は必ずいます。
その一人一人を大切にすることです。
コロナウィルスばかりに目が行っていますが、私はそれは気にしていません。
それよりもレバノンがデフォルテしたことの方がよほど経済には影響を与えるでしょう。
新興国から一斉に資金が逃避始めたら、財務がユーロの中でも極めて脆弱なギリシアやイタリアから、資金が逃避始めたら、それこそ世界恐慌になる可能性すら感じます。
黒田日銀総裁の取れる手段は限られています。
歴史的瞬間に我々は遭遇していることを認識すべきです。