第六感
経営者には「運」が必要なことは、再三述べてきました。
いろんな決断を下さなければならない状況で、たまたま結果が良かったことが多いということからです。
理論上は説明しにくいのですが、不思議と成功する人は成功し続けています。
この要因を調べると、物事に取り組む姿勢が真剣であることです。
24時間会社のことを考え、情報収集し、好奇心をもって、何事も前向きに取り組んでいたら、直感的に閃くことが多々あります。
それが業界の常識と違っていても、そのまま突き進めば成功の確率はかなり高くなるのです。
第六感というやつですが、誰にでもは降りて来はしません。
それまでの情報や思索、それに未来へのビジョン等が脳の中で化学反応を起こした場合のみ現れます。
今まで経営してきた32年間で、私の突飛な行動はほとんど社員には賛成されませんでした。
新店舗の「Yチャリ友泉」のコンセプトも第六感から来たものです。
『ヤマハ専門のくつろげる高級な空間』は、現場社員にはなかなか理解できないようです。
ただ、これからは若い世代に任せるといった私です。
何とか工夫しながら軌道に乗せて欲しいものです。
ただの自転車屋さんに毛が生えたレベルだと、限界があると感じています。