心からの愛情をもって厳しく育てる
昨日は午前8時半から雨の中、幼稚園児にラグビーを教えに行っていました。
かなり寒い中、白い短パンとラグビージャージ姿で震えている子供達を見ると、可哀そうな感じがしました。
入部して1年も経つと、だいぶ慣れるのか、このような悪天候でも、嫌々來る子供達はいなくなります。
どちらかというと大人の我々が、練習を止めたい心境にかられます。
大雨の中、ラジオ体操に始まり、柔軟体操、ストレッチ、ジョギングにストレートランetc.
毎週3時間の練習を中学3年生まで続けるのです。
しっかりした丈夫な子供に育つはずです。
当然親の負担も相当なものです。
休日の午前中はほとんど自由時間が取れないからです。
試合ともなると、お弁当を作ったり、半日を棒に振ります。
愚息達も小学1年から中学3年まで続けました。
本人たちの弁によりますと、あまりいい思い出はないそうです。
それでも、チームワークの難しさとチームでの喜び悲しみを否応なしに学べたはずです。
その上、タックルに行く勇気やその時の身体の痛みも強烈に感じたと思います。
最近、親の子供に対する虐待が世間の耳目を集めています。
結局親が大人になり切れていないのです。
孫たちを見て、生まれる時から育っていく過程で、如何に親が大変かを再確認しました。
子供に対する心からの愛情をもって、自分にも子供にも厳しく接することが、将来のまともな大人を作るカギだと思います。