出かけるべき
昨日は、ある大手住宅メーカーの部長に頼まれ、キャンペーンの住宅展示場を訪問しました。
愚息達も勉強になるので同行させました。
我々にとってはシーズンの忙しい時期なので、朝一番の午前10時に展示場に着き、それから2時間ほど解説を聞いたり、見学をしました。
この部長は、私が1987年に創業した頃まだ学生で、それから、今まで3台もバイクを購入してくれていました。
長男が5歳の頃だったので彼も月日の流れに大変驚いていました。
私はあまり関係は無かったのですが、息子達は子供もできて、真剣に検討していました。
20年前に私が建てた家と現在のそれを比べると、当たり前ですが長足の進歩を遂げていました。
床材は無垢使用、窓ガラスやサッシは3重ガラス。
床暖房にシアタールーム、それに何と言っても耐震性の向上。
当時は私も相当勉強して、最先端の機構や素材にも拘りました。
その分建築コストは、一般住宅の倍くらいかかったことを覚えています。
ところが現在では、それら以上の機能や素材が標準となっているのです。
3社の建物を回りましたが、そのどれにも福岡市内の土地の平均坪単価が壁に貼ってありました。
二人は、幼子の面倒を見てもらいやすいので、私の家の近くが良いとかねてから言っていました。
その地図に目をやると、なんと坪75万円もするではありませんか!?
二人共に、今後死に物狂いになって仕事をして会社を成長させ、利益をたたき出し、自分の給料を相当上げないと、家が建てられる土地さえ買えないことがわかりました。
二人ともこの事実にめげずに、やる気になっていたので、とても頼もしく感じました。