先ずは一人を探せ
子供達が2代目としてそれぞれ真剣に努力を始めました。
今までは、私の意見に反抗的な言い訳等もしていましたが、最近は素直に聞いています。
これは、サラリーマン時代もそうでしたが、不平不満を常に持って反論してくる人と、アドバイスを素直に聞く人では、圧倒的に成長のスピードが違ってきます。
自分に足りないものを探す、自分の知識の幅を広げるといった効用が、素直に聞く以外身に付かないからです。
怒られる、あるいはアドバイスを受けれるうちが花です。
何も言われなくなったら、その人は見限られたと思って間違いがありません。
ただ、経営者になろうと思う人は、これだけでは駄目です。
自分一人になっても、自分の信念に従ってやり抜く『覚悟』が絶対に必要です。
社員は、困った時にも、上司や会社に頼れます。
しかし、経営者は、そのような時に頼れる人は誰もいないのです。
経営者が孤独なのは当たり前なのです。
競争だけでなく、妨害や裏切り等いろんな困難は、普通の人でもあり得ます。
経営者はその大きさが圧倒的に大きいのです。
常に健康に留意し、非常事態にならないように危機意識を持ち続けるしか対応できません。
そんな時に家族でも社員でも、心から信頼でき心配してくれる人が一人でもいたら100人力と同じです。