二百十日
先日、暑い中父がホームから歩いて我が家に来ました。
最近の暑さや台風の多さに話題が及び、ひとしきり盛り上がったころ「二百十日」という言葉が父の口から発せられました。
私は初めて聞いた語句でした。
父曰く、昔から口伝えで9月1日には台風が来るので用心せよとの意味とのこと。
そこで早速「二百十日」を広辞苑で調べてみました。
雑節の一つで、立春から数えて210日目。9月1日ころ。
ちょうど中稲(なかて 早稲、晩稲とのあいだ)の開花期で、台風襲来の時期にあたるから、農家では厄日として警戒する。
とありました。
雑節(ざっせつ)とは、二十四節気以外の生活の目安とする特定の日の総称です。
冬の土用に始まり秋の土用まで。
とくに有名なのが、「節分」「八十八夜」「二百十日」「土用」「彼岸」。
知らないことばかりです。