こんなことまで経験
魔ダムの実家を片づけていて、車庫に縦1.2M、横0.8M、奥行き0.6Mほどの古い金庫がありました。
建物を壊すためには、金庫を処分しなくてはなりません。
聞くところによりますと、40年ほど前に義父がガソリンスタンドを経営していて、その時に使用していたそうです。
カードもあまり普及していなかった40年前です。現金の盗難が多発していたせいでしょう。
ガソリンスタンドのその日の売り上げを、この大きな金庫で保管していたようです。
ところが、この金庫、鍵もなければ、ダイヤルの番号も分かりません。
そこで福岡のバイクのキーを専門にしている業者の方に紹介して頂き、北九州の鍵屋さんに電話要請。
壊してもよいので、先ず開けてもらうことに。
およそ40分くらいかかって、キーシリンダーを破壊して開きました。
残念ながら紙切れが1枚入っていただけでした。
その小さな紙きれには、ダイヤルを開けるための番号が記入されていました。
費用は負けてもらって、税込み16200円也。
更に処分するには、産業廃棄物業者に頼まねばなりません。
費用がかさみます。
一人っ子の一人娘を嫁にしたので仕方ありません。
自分の家と魔ダムの家の両方を最後まで面倒を看なければなりません。
おかげで、数々の経験をしましたが、まさか、このような経験までするとは思いませんでした。