人生の面白み

 当たり前ですが、人生は何が起こるか分かりません。

過去を悔いても、未来を心配しても何も始まりません。

ただ「今」を充実させて生きるだけというのが、現在の私のスタイルです。

 71年生きてきたことによる失敗の数々や、稀の成功に関しては、他人に伝えることは可能です。

その中でも、サラリーマンを辞めたからこそ、サラリーマンとしての成功の秘訣を客観的に知ることが出来ます。

 私とほぼ同年代で、上場企業の役員や代表取締役にまで上り詰めた方々を数人知っています。

また、取引先の担当者が役員になったこともあります。

失礼を承知で言えば、彼等と私は特段能力の差はないということです。

天才とか秀才とか感じた人はほとんどいません。

ということは、逆説的に言えば誰でも重役になれる可能性はあるということになります。

 現在そのことを実証すべく、数人の若者にアドバイスを続けています。

彼等がどこまで私の意見に賛同するか分かりませんが、私の一つの楽しみでもあります。

 このブログで何度か登場した35歳のY君はその筆頭です。

元気溌剌で笑顔満載の体育会系の彼は、秀才でも何でもありません。

彼の長所は、物おじせず、素直で、行動力がある。

新入社員100名ほどの中で、有名大学出を差し置き、現在トップ10に入っているとのこと。

その彼から連絡がありました。

 今まで営業課長だったのが、人事部に異動になったそうです。

私が「エリートコースに乗ったね。驕らず謙虚に人の嫌がることを行え」とアドバイスすると、「自分は最年少ですし、御用聞きに徹します」との返事。

営業部門でもトップの成績を取っていた彼が、人事部に異動したことの意義はことのほか大きいのです。

AIが発達する現在、『人』への投資が、会社の将来を決めると言われています。

経営陣が彼に色んな部署を経験させようとの試みだと思います。

 私が、その会社の経営者だったら、人事部の次に経営企画部門を経験させ、次に支店長を任せます。

そこで実績を観て、最終テストは業績悪化の子会社への出向です。

この子会社の業績を上げたら、栄えて取締役になれるのです。

 先日ラグビーのコーチから帰宅すると、ちょうどそのタイミングで彼が家族を連れて長崎から我が家に来ました。

たまたま福岡市内に用事があったそうです。

「今までお疲れさまでした」と私と真ダムの退任祝いをわざわざ持参してくれました。

「お返しは不要ですから」との一言も添えて。

毎年くれるお歳暮に、私は常にお返しをしていたからでしょう。

『成長したなあ!!」が実感でした。

 直ぐに包みを開けると、夫婦湯飲みが入っていました。

長年付き合っているからわかるのかもしれませんが、私の好みでした。

平戸の三河内焼で藍色に発色する染付で、唐子の代表的な絵柄でした。

藍色と白地のバランスがとても良く、唐子の可愛らしさも地味だが上品です。

 最近亡くなられた、数学界最高峰の賞であるフィールズ賞を日本人として初めて受賞した、広中平祐氏曰く、自分は決して天才や秀才ではなかったと。

「天才良し、秀才良し。しかし鈍才これまた良し」との格言を残しています。

 

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