まだ早いが
人生を振り返るには、まだまだ早いと思います。
しかし、会社を起業してから夢中で経営を行い、遂に引退する日付が近づくにつれ、自然と過去を振り返っています。
一言で言えば、「良く生き残れた、運が良かった」ということです。
こうして無事に引退できる最大の要因は、息子達が事業を引き継いでくれることに他なりません。
何と言っても、私が無理強いしたわけではなく、本人達自らが申し出たことに意味があります。
本当に有難いと、日が経つごとに感謝しています。
新聞記事によりますと、2025年に九州・沖縄で休廃業・解散した企業は5050件で過去最高だったそうです。
2000年以来初めて5000件を超えたとのこと。
要因は、後継者不足で代表者の高齢化による退出だそうです。
この生き残れなかった5050件の代表者の年齢を調べると、60代以上が92%を占めるとのこと。
これらの記事を読むと、私の年齢による引退は理にかなっていると感じています。
どのような事業も成長後は成熟期はありますし、それからは衰退が始まるのが一般的です。
この衰退を止めて新たな成長に向かうためには、新鮮な血が必要なのです。
ただ「新しい酒は新しい革袋に盛れ」という例えがあるように、既存のシステムのままでは、大きな弊害が出ることでしょう。
息子達は、思い切って社員もシステムも「新しい革袋」に作り替えることが大事だと思います。
何度も記述していますが、二輪業界の良い所は、保有台数は日本全国で1000万台を超えていて、沖縄を除く九州でも100万台もあることです。
これらの台数は腐ることもなければ消え去ることもありません。
時代の変遷を見ると、数年ごとに二輪車のブームは来ます。
インフレで高額となったバイクは買えなくても、倉庫に眠っているバイクを修理できれば、楽しみが倍加します。
技術力のある、人間味あふれるスタッフの数だけ、ダントツになる確率が高くなります。
そのような人々が、是非働きたいと思うような会社作りをミクロから考え実行に移すことです。
少子高齢化が全て悪のような捉え方をなされています。
私のような天邪鬼はすぐに逆のことを考えます。
少子高齢化でサービス業界が衰退する、ブルーカラーがいなくなるetc.
人以上に会社が減り続けます。
生き残れば、ゆっくりと100万台のメンテができるのです。
どのメーカーも生き残った会社に、修理や点検をお願いするしかなくなるはずです。
そうなれば、優良技術者は、週休3日で年収も1000万円を超えることになると仮説を立てています。
