必要なことかも
一昨日の日曜日に、ラグビーのコーチングへ出かけました。
先週と打って変わって、かなり暖かい無風状態で最高のコンデション。
流石に、泣く子も出ずに無事に終わりました。
このクラブは1970年に個人が私財を投入して、21世紀の人造りのために創設したクラブです。
現在まで続いている要因は様々あると思います。
先ず、全てがボランティアであること。
それから、子供と一緒にその親も参加すること。
更に、基本的な礼儀や道徳を教えること。
4月~12月に途中入部した子供達は、必ず翌年の1~3月まで新人研修を受けねばなりません。
この新人研修は、敢えて厳しいものになっています。
無事に終了したものだけが、正式なジャージを4月に桜の木の下で授与されるのです。
昭和初期の匂いもして、付いて行けないと感じる親がたまに退部することもあります。
しかし、私は必要なことだと感じています。
例えば、名前を呼ばれたら、皆の前で右手を高く上げて大きな声で返事をする。
(小学生高学年でも、瞬間に右、左が分からない子供が増えています)
幼稚園児でも紐靴をはかせる。(自分で紐を結べない子供が増えています)
体操ができる隊列をすぐに作るように訓練する。(集中力がないと出来ません)
体を柔らかくする訓練、腕立て、腹筋、背筋、逆立ち、前回り、後ろ回り、短距離ダッシュ、坂道ダッシュ、階段ダッシュ、800M走etc.
この基本的な動作を3か月間訓練して、各学年に送り返すのです。
寒かろうが、雨が降ろうが、雪が降ろうが、子供達は短パンにTシャツ1枚で訓練し、休憩時間だけグランドコート等を着用できます。
今年3回目の一昨日は、「姿勢」についての指導で、私も新人サラリーマン時代を思い出しました。
先ず、「気を付け」の姿勢。(背筋を伸ばし踵をつけてつま先を少し開く。両手を伸ばして足の横に添える)
次が「礼」の姿勢。我々コーチに会ったらまず『会釈の15度のお辞儀』、試合等の相手に対するものは『敬礼の30度のお辞儀』、最後は謝罪等の『最敬礼の45度のお辞儀』
何も知らない人が傍から見たら、一見軍隊のようでもあるかもしれません。
しかし、この基本的な挨拶が大人になってもとても重要で、役に立つものなのです。
それを幼稚園児から叩き込むのですから、身に付きやすいと思います。
このクラブの原則として、練習場では自分の子供を観れないし、指導してはいけないことになっています。
あくまで他人の子供を指導し、自分の子供は他人に預けるのです。
学校教育にも似ていますが、一番の違いは、参加しているすべての親で全ての子供達の成長を支えることです。
見てはいけないと思いつつも、ちらちらと孫を見ていました。
先週は「地獄」と言っていましたが、全てのカテゴリーを懸命にやっている姿に喜びを感じました。
年を重ねるごとに、不条理なことに会い、辛い思いもします。
その時に、この練習の厳しさに耐えた精神力で乗り越えて欲しいものです。
何もしないで家で遊んだり勉強したりしている子供とは、社会に出てから差が付くと感じています。
