好事魔多し
息子達が少々経営に苦しんでいます。
理由は簡単です。
コロナ感染症で、特段の販売促進もせずに、勝手にかなりの大きな率で増収増益となったからです。
ついついそれが続くと思いがちで、その伸びきった感覚で勢いを落とさないのです。
私がいくら一過性だから用心しろと警告を鳴らしても、ここら辺が2代目の弱いところです。
ストーブは熱いから触れてはならぬというよりも、少々火傷しても良いので触らせることが重要です。
現在、この小さな火傷を経験しているのです。
既述している通り、私はこの38年間で3度倒産危機に会いました。
当然、社員は全然気づきません。
私得意の「カラ元気」で、大きな声と笑顔は忘れなかったからです。
大将は矢を受けても馬上では威風堂々としていなければ、兵士たちの戦意に係わります。
そして、売り上げや利益が伸びるたびに、自分の年収は据え置くか減らして、余剰資金を保険等の将来の危機に対する防御に少しずつ積み上げてきました。
真ダムからよく「あなたの趣味は保険ね」と揶揄されるほどです。
現在その上で息子達は仕事をしているので、少々のことでは土台は揺るぐことはありません。
企業信用調査会社の点数では、恐らくそこら辺の上場企業より高いはずです。
私が笑いながら、悲壮な顔をしている息子達に「少しは経営が理解でき始めた」と話せるのはそのためです。
投資にも同じことが言えます。
私の経験則からは、日経平均のこの短期間での上昇は異常なのです。
今までは全然予想が当たっていませんが、今年最後の調整があるとしたら12月12日(金)のメガSQ後です。
この数値が悪く出た場合は、15日以降にかなりの下落を予想しています。
そうなった場合は、僅かばかりですが私の待機資金を投入しようと考えています(あくまで私の独断です。投資の最終決断は自己責任にてお願いします)。
悪くなかった場合は、S株とO株を少し買い増しして、配当金を狙いたいと思います。
どのような環境にも対応できる防御を施してさえいれば、危機はとてつもなくチャンスに変わるのは経験済みです。
まず既にJR九州の配当金の入金がありました。
15日頃までには、日本郵政、筑邦銀行、A株の配当金と年金が、20日には給与が入ってきます。
生活は真ダムにお願いして(生活のレベルを上げていないのでこれができます)、私の上記ほとんど全額と今までの待機資金の合計を投入する予定です。
今年最後の大勝負になるかもしれないと、たまらなくワクワクしています。
息子達にもこの状況を乗り切り、今後来るであろう二輪業界の大編成というチャンスに準備するよう檄を飛ばしています。
