楽しかった~~!!

 先日二泊三日で関東へ旅行してきました。

既述している通り、今年で真ダムと交際を始めて50周年になるので、何処かに行こうとしていました。

ドル高、ユーロ高(超円安)で海外旅行は無理。

九州管内、四国は、ほぼ行き尽くしていました。

 彼女にどこへ行きたいか問うと、冠雪の富士山が見たいとの要望。

そういえば、彼女の一回り年齢が上のいとこさんが、山中湖に別荘を買ったので遊びに来いと言われていたのを思い出しました。

そのいとこさんに甘えて関東へ行ったのです。

 記念だったのでJALのJクラスの往復便にしました。

午前10時頃羽田空港へ着くと、ポルシェの4人乗りパナメーラで迎えに来てくださいました。

4年落ちの中古車と言われていましたが、超高級車にびっくり。

 御殿場を過ぎた頃から、雲が途切れ富士山がどんどん間近となり、真ダムはとても喜んでいました。

私も久し振りに眺めたのですが、やはり美しいし圧倒感がありました。

山中湖に到着後は、山梨県のご当地グルメである「ほうとう」を名店「小作」でご馳走になり、初めての味と触感に満足。

その後、別荘へ到着。

 いや~~驚きました。

私も知人等の別荘へは何度かお邪魔したことはあるのですが、この物件は別格でした。

TVか映画に出てくるような造りと内容だったのです。

 敷地面積は私の見当で600坪前後、建物が3階建てで100坪前後といったところでしょうか。

3階に広々したサウナ付きの風呂と30畳近くあると思われるリビング。

リビングの天井高はおよそ5メートルで大きな煙突と暖炉。

2階は3ベッドルームに約16畳の和室とワインセラー。2~3階に合計3つのトイレ。

ベッドルームはどの部屋もセミダブルが二つ置かれており、和室の窓を開けると小さな日本庭園が造られていました。

1階のガレージには数本のカヌーが置かれていました。

リーマンショック後に中古で安く購入し、自分で手を入れられたとのこと。

 そこで数時間過ごした後に夕食へ連れて行ってもらいました。

小泉元首相や故安倍総理も来られたいう、日本料理の「忍野八洲(おしのやしま)」で懐石のコースを頂きました。

とても趣向が凝らされ美味しく頂きました。

 翌日は富士山の周りを一周しました。

先ず世界遺産富士山の構成資産の一部として認定された、国の天然記念物である「忍野八海」へ行きました。

透明度の高い池と間近な富士山の取り合わせが絶景でした。

ウィークデイにも拘わらず大混雑だったのですが、日本人は我々だけかと思われるほどの外国人だらけでした。

 その後に、富士宮で名物の焼きそばを食して、富士山本宮浅間大社(全国の1300以上存在するせんげんじんじゃの総本宮で富士山が御神体)に参拝。

いつものように500円の賽銭を投げ入れ、社員全員と家族全員の無事無事故と持ち株上昇を祈願しました。

 途中から私がポルシェを運転し、その日の宿へ向かいました。

運転した感想は、思った以上に静かな車内、ハンドルが重い、横幅が広いといった感じ。

大き過ぎるのと、きびきびした走りがないのとあまりに高級すぎるといった点で、私には不似合いでした。

 最初に泊まった別荘だけでも驚いたのに、その日の宿は70年生きてきた中で、最高のラグジュアリーさを放っていました。

「XIV エクシブ山中湖 SANCTUARY VILLA」が宿泊先。

リゾートトラストが運営する会員制ホテルでした。

いとこさんの知人が会員とのこと。

エクシブの中でも最高級らしく、『シック&スタイリッシュを実現した全室スーパースイートの優雅な館。贅を尽くした豪華な空間と静謐な時間、そして最上級のホスピタリティで心が解き放たれる極上の休日をお届けします』とパンフに記されています。

 わたしの語彙不足と稚拙な文章力ではとても表現できそうもありません。

重厚な自動扉が二つあり、その二番目を開けた途端にゴージャスなロビーが現れ、その先の全面ガラス張りの向こうには堂々と冠雪した富士山が鎮座しているのです。

床も壁も大理石と御影石の重厚な造り。

フリードリンクのアップルジュース、牛乳、コーヒー、紅茶どれも本物志向。

 部屋に入るとこれまた仰天。

2ベッドルームに2トイレ。

8畳はあろうかと思われる室内風呂は、こちらも大理石か御影石でできています。

前面一面のガラスは、湯気で曇らないように電熱処理が施されているのか、大きな富士山がドーンと見えます。

アメニティも今まで経験したことのない使い切りの優雅なもの。

源泉かけ流しなのですが温泉という表記はありません。

創業当時は温泉法第二条による源泉が25度を超えていたのが、最近の検査で成分は温泉を満たすものの温度が22.3度に下がったためだそうです。

露天風呂は予約制で、朝私は一人で満喫しました。

木々に囲まれ、雲一つない青空を眺めながら、両手両足を目一杯広げると、何となく3000万ドルはいけそうな気がするから不思議なものです。

夕食の中華に、朝食の和食の両方ともに、極上の美味しさでした。

特に朝食の自然薯のとろろは最高で、ダイェットが馬鹿らしくなり、ご飯と共に御代わりをしました。

 高速道を私が運転して東京へ向かいました。

世田谷区自由が丘にある高級ジムに併設しているレストランで、いとこさんのお子さん3人も一緒に昼食会。

長男がいとこさんの会社を継ぎ、長女の婿さんも最近同社に入社して万全の態勢を敷いています。

 この81歳になるいとこさんが凄いのは、サラリーマンを退職した60歳で起業をして現在に至っていることです。

ご夫婦で長崎に来られた時に、我々夫婦が精一杯の接待をしていて本当に良かったと思いました。

 長女の婿が株式投資に興味があるらしく、私のB株とS株の銘柄を当てたのには本当に驚きました。

A株が何かと株式の買い時と売り時が分からないという二つの質問を受けました。

 私の悪い癖で話があちこち飛んだので、改めてここに回答を記します。

A株は車やバイクのEV化が遅れた場合に大きなメリット受ける銘柄で、インドに強い。

 買いたい銘柄が決まったら、1か月間ほど様子を見る。

10年くらいのチャートを見て、安いと思えば2~3週間の間に予算を3分割して購入。

高いと思えば(売買の回数を増やして勘を養うしかないが)他の銘柄を探す。

 売り時は、他に買いたい銘柄が出ない場合は20%以上の利が乗ったら考える。

買いたい銘柄がでてきて、どうしてもそちらが良いと思えば、少しの利益でも売却して乗り換える。

ただ基本的スタンスは3か月~2年間くらいは保有する覚悟が必要。

パソコンの画面で教えるのが一番。次回私が東京へ行くか彼が福岡へ来る時に詳細を教示しようと思います。

 今回、このいとこさんご夫婦と寝食を共にして感じたことがあります。

超難関私立大学のK大学の人脈は恐るべきものということと、普通の人々では付いて行けない格差があることを知りました。

東京から午後8時頃帰宅して、我々夫婦は冷蔵庫の冷や飯をおじやにして、大きめの梅干を崩しながら、やはり部相応が落ち着くねと頷きあいました。

 

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