先ずはGIVEから

 先日、北九州の小倉から、知人の不動産会社の社長が我が家を訪ねてきました。

理由は、彼に紹介した物件の売買が完了して、そのお礼ということでした。

真ダムの女友達の実家が、築50年ほどのマンションで、住むこともないので売りたいとの相談がありました。

場所と古さから考えて、全国区よりも地元の不動産業者に頼んだ方が良いと判断。

上記の彼に頼んだのです。

それでもおよそ1年くらいかかりました。

 彼を知った理由は、岳父の土地の売却で骨身を惜しんで尽力していたからです。

売却しようとした岳父の土地はどれもいわく付きのものばかりで、かなり難航しました。

それを40代の彼が最後までまとめ上げたのです。

 私は彼を高く評価しました。

そこでお節介ながらも、彼に私を当時同乗させた車の汚さと煙草の匂いに苦言を呈しました。

本気で経営者になりたければタバコは止めろということと、この様な汚い車に乗せられたら富裕層ほど君に売買は頼まないと。

あれから10年、1本も煙草は吸っていないらしく、車も買い替えたそうです。

 折角来てくれたので、北九州の不動産市況の肌感覚を聞きました。

すると、まだらではあるがモノレール沿線の地価の上昇が激しくなってきたとのこと。

福岡市内の土地が突出して高くなったので、波及効果があるのでしょう。

小倉北区、南区、八幡の一部地域と折尾の価格上昇が顕著だそうです。

面白い物件があったら、連絡してもらうように約束しました。

 最近真ダムが、うちは貰いものだらけで埋め尽くされているねと。

確かに、菓子類だけでなく、果物類やお米まで様々なものを頂いています。

一つずつ振り返ると、我々が先に色んなことをしてさし上げている人からの返礼です。

まさにGIVEしていたら、いつの間にかTAKEになっていたという感じです。

 今回も、大きな菓子箱と少額ですが現金を持ってきてくれました。

「現金はいらんよ」というと、「いやいやこれも不動産業の慣習みたいなものですから」と。

受取証にサイン捺印して受け取りました。

彼を見送ったのちに、真ダムにそのまま現金を渡しました。

すると、「Mと一緒に食事して使う」と。

そうなのです、Mの実家の売却でした。

真ダムもまたGIVEを忘れてはいませんでした。

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