マイウェイ

 数日前に、小田部の積文館書店よりオーダーしていた4冊が届いた旨連絡がありました。

それを取りに行ったついでに、3冊の月刊誌も追加購入。

形が不ぞろいの7冊もの本を、落とさないように家の中に持ち込むと、真ダムが呆れていました。

自分の人生が残り20年もないと思うと、急に一日一日が惜しくなったのです。

つい最近届いた年賀状の喪中欠礼の中に、73歳の奥様と76歳のご主人が亡くなられたものがあり、尚更身に沁みています。

 月刊誌の中の一冊は、タイトルに惹かれて購入しました。

PRESIDENTの2025.12.5号です。

「あなたはどっち? 頭がいい読書、ムダな読書」

結論は、人それぞれ違うという事に尽きます。

共通していることは、古典を読むことと気に入ったら繰り返し読むことくらいでしょうか。

私は、常に赤鉛筆を持ちながら読むのですが、マーカーで色を変えている人が多いようです。

 SBIホールディングス会長兼社長の北尾吉孝氏の本を選ぶ基準は、私の感覚に近いと感じました。

1.歴史のふるいにかけられた古典

2.尊敬する人物に薦められた本

3.尊敬する人物が書いた本

4.今、関心のあるテーマについて学べる本

夜の9時から午前2時頃まで毎日本を読むというのですから、わたしもまだまだと思い知らされました。

 私の場合は、上記4つに加えて各種書評で気になったものを、取り敢えず購入することにしています。

そう頭も良くなく理解力も乏しいことは自覚しているので、先ずは本屋に行って買うという行動に注力します。

お金を使った分、積読で終わらせると大変勿体ない。

現在も自宅の執務室の机上の左側に17冊、事務所の机上の左側にも5冊の本が積まれています。

 飛ばし読みの効能も書かれていましたが、私はお金を使った分最初から後書きまで読み切らないと損した気分になります。

あまり理解できなくても、読み切るという行動に全力を挙げるのです。

これらのことは恐らく「ムダな読書」にあたるのでしょう。

しかし、私は気にしません。

振り返れば、私の人生そのものが「ムダ」のオンパレードのような気がするからです。

「ムダ」が私の人格を創り上げていると言っても過言ではないでしょう。

 積読本の上にある新聞の夕刊に目が留まりました。

「和平合意 27日までに 米ウクライナに迫る」

それにしても、ゼレンスキー大統領は可哀そうです。

この非常時に身内から裏切られ汚職の連鎖が出るのですから。

その足元を見るロシアと米国の狡猾さは、我々も決して忘れてはなりません。

蹂躙されながら強国の思惑に従わねばならない屈辱。

アメリカもいつ日本を裏切るとも限りません。

一時も早く経済力を増して軍備を増強すべきです。

ゆっくりと本が読める今を、本当に有難いと再確認しました。

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