お金の働き

 この数か月間は、久し振りにかなりのお金を使いました。

大半が、仕事関係でお世話になった人々への接待です。

子供達を代表取締役にした時から、法人カードを持っていないので、先ずは個人カードで支払います。

立て替え払いなので、個人口座の残金の管理が必要となります。

すると元来、現・預金をあまり持たない私です。

今回はドキドキでした。

 以前でしたら、引き落としの前から封書で通知が来ましたが、現在はどのカード会社もこちらからWEBを見に行かねばなりません。

金額確定の通知メールが来たので、それぞれのカード会社のWEBに入りました。

3つのカードの合計額を計算して驚きました。

今回は、既述したように筑邦銀行株を2300株売却、貸金庫の現金、旧NISAの解約金のそれぞれを普通預金へ入れて、かなりの余裕があったはずです。

ところが、あっという間にどんどん減っていくのです。

 生活のレベルを上げているつもりはありませんが、お金はつい気を許すとあっという間に逃げていくことを再認識しました。

勝負株のA株の上昇に相当自信を持っていたので、ついつい高級な接待をしたのかもしれません。

ここら辺が私の短所です。

大きな利益が確定してからでも遅くはないのに、先を越して結局は惨敗。

 敢えて良いと思えるのは、私の多額の支出によって、少しは経済の活性化に繋がるだろうくらいです。

二宮金次郎の言葉が残っています。

「金というものは、貯めておいても何の用もなさぬものですな。人や牛馬と同じです。外へ出し働かせてやらねば世のためにならぬ」

まあ、世のためにはなったということで頭を切り替えたいと思います。

 「一人法人」保有の防御株である西日本FHの株価が2800円を超えてきて、且つ配当金も増額との報道。

私の平均買値が773円ですから、現在最も成功している株式投資となっています。

この株は将来性や成長性を買ったのではなく、単に立ち上げたばかりの「一人法人」に対して多額の融資をしてくれ、その結果上手くいった不動産投資へのお礼で購入したに過ぎないのです。

儲けてやろうとかのバイアスがかかると、逆に上手くいかないのかもしれません。

私の知人は、娘達のために優待目当てで購入したサンリオ株が12倍にもなったと喜んでいました。

 常に倹約を心掛けながらも、貯め込む一辺倒にだけはならないように、使い道を吟味すべきという、当たり前のことを忘れてはなりません。

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