9月確定実績
2025年10月24日(金)午前9時30分から、正午まで、私、息子達、真ダムの4人と税理士で9月確定実績の分析を行いました。
累計では国内部門も輸入部門も黒字ではあります。
しかし9月単月を見ると、例年に比較してあまり良くありません。
2輪業界はかなり季節的要因があり、3月、4月と9月、10月に売上高も総利益もかなり偏る傾向があります。
10月もあまりぱっとしないらしく、やはり今年は厳しい年として終わりそうな気配です。
ただ再三述べている在庫は、かなり減ってきており、来月までには正常化に向かうでしょう。
販売台数はヒット商品によってかなり数字のばらつきが発生します。
常に整備の入庫数を把握して、工賃累計額を伸ばしていくことです。
社員の接客の良さと、技術力があれば、少々の経済環境悪化は全然問題とはなりません。
何度も言いますが「工場にはお金が落ちている」。
昼過ぎから整形外科病院へリハビリに行きました。
流石医学療法士です。私の体を触るなり「全然運動していないでしょう。色んな部署の筋肉が硬くなっています」と。
30分ほど揉み解し、ストレッチを行い腰と股関節に注射をし、ホットパックを20分して終了。
彼は、私の勧めで新NISAを数か月前に始め、自分で「S&P500」の積み立てにしていました。
私に何をしているのか先月聞いたので「TOPIX インデックスファンド」と答えていたら、今月から「日経225 インデックスファンド」の積み立てを始めたとのこと。
両方ともに毎月5000円ずつの積み立てだそうで、私は5年後には「日経225」が「S&P500」を凌駕しているだろうと予想を述べました。
彼の偉いところは26歳にも拘わらず、「20代ではどう生きたらよいか」「30代ではどう生きたらよいか」の本を読んで毎日を過ごしているとのこと。
帰宅後すぐに、デパートの外商の25歳の女性がきてくれました。
私の洗顔せっけんとジジ臭くないコロンを彼女の趣味で選んできてくれたのです。
洗顔せっけんは「資生堂 MEN」、彼女が選んだコロンは「NEAL’S YARD REMEDIES レモン&コリアンダー」なるもの。
これで少しは若い女性にもモテるかもしれません。
加えて、来年の私の二輪業界引退式の記念品のアイデアも5つほど持ってきていました。
価格や商品が私のイメージに合わず、私のアイデアで再考するように指示。
夕食後執務室に入り、「週刊東洋経済」「週刊ダイヤモンド」「週刊日経ビジネス」を読了。
「週刊東洋経済」のある記事だけが、私の興味を引きました。
大和証券チーフストラジストの阿部健児氏の論評です。
先日私は日銀が金利を据え置いたことにおかしいとの意見を述べながらも、保有するETFを100年かけて処分することには賛成していました。
彼の意見は基本的には私と同意見なのですが、その詳細予測を数字で知ると驚きもしました。
「日銀ETFが財政を支援」というのが彼の結論なのです。
今年の9月末の日銀保有ETFの時価は82.7兆円ですが、最近の株価高騰を考えれば100兆円に迫る勢いでしょう。
何故これほど膨らんだかというと、買い入れを開始した時が2010年12月からだったのです。
この直近約10年を数字で表すと、毎年年率7%強で上昇を続けていることになるそうです。
この数字のままいくと、年に3300億円の売却を続けても98年後に残ったETFの時価は8200兆円になるとのこと。
財政が厳しいと言われる日本ですが、見方を変えると富裕国でもあります。
時間を味方に付ける株式投資は、大きな夢を与えてくれます。
孫達も今から少額でもよいので、株式を購入させるべきだと痛感しました。
