感謝しかありません
昨日は午前8時頃から、国内部門の長崎店へ真ダムと一緒に車で出掛けました。
真ダムが経理を行っている間、私は同業者の社長にアポイントを取り会いに行きました。
長崎市内での二輪業界は総じて良くないとのことでした。
最近の変化を聞くと、自店で販売していないユーザーが「この店で買っていないのですが修理してもらえますか」というお客様が増えだしたとのこと。
この傾向は、我がグループの長崎店でも同様とのこと。
私の仮説も「当たらずとも遠からず」といったところです。
実際、法令を遵守してきちんと整備ができる二輪のディーラーの数は限られています。
保有台数はほとんど減っていない状態を考えると、今後この傾向は益々増えると思います。
整備スペースの確保と、6S(整理・整頓・清潔・清掃・躾・作法)の徹底、スタッフ間での技術力向上への努力を続けていれば、自ずとお客様の評判となり、経営にプラスに働くことでしょう。
飲食業で美味しいと評判の店は、自ら広告を打たなくとも、お客様の口コミと紹介で自然と来客数は増えていきます。
最終的には、お客様自身がその店の常連ということに誇りを感じだすのです。
ここまで来て初めて、商売の醍醐味と楽しさが味わえます。
長崎店の経理が終了して、佐賀店へ向かいました。
早速工場を見ると、バックヤードが少し片付いているのです。
理由を聞くと、倉庫を新設したとのこと。
すでに出来上がったものは仕方ありませんが、ここら辺が2代目経営者の甘いところです。
私なら、今までのバックヤードの部品用品等を全て表に出させ、思い切って捨て去ります。
店を広くすれば綺麗になるとの思い込みは間違いです。
この佐賀店の部品用品在庫金額は500万円を超えています。
私の感覚では100万円以上多い。
とまあ、色んな無駄がありますが、その分伸びる余地も大きいということ。
両店を回って感じたのは、弊社グループは本当に良いスタッフに恵まれているということです。
改めて感謝しかありません。
後は経営者がもっとしっかりすることでしょう。
更に12月には、思い切って全員それなりの昇給をすることです。
普通の経営者は、業績が良くなったら給与を上げます。
今から生き残ろうと思う経営者は、先ず給与を先に上げて全員の潜在力を引き出すべきです。
三瀬トンネルを過ぎて数キロ先の「資さんうどん」で夕食をとりました。
隣接しているうどんの競合店が休みだったせいもあり、午後8時過ぎでもかなりの混雑。
二輪業界も生き残りさえすれば、同様のことが起こると確信しています。
日経平均は、私が思った以上には下がりませんでした。
朝から晩までお店を回っていたので、結局買い増しすることはできませんでした。
もっと下がらないと面白くありません。
