考え方

 私の予想は、自民党総裁は林氏で落ち着くというものでした。

ふたを開けてみると高市氏。

右傾化傾向はやはり世界の潮流なのでしょう。

しかし、世界へのインパクトは相当ある気がします。

 女性蔑視の先進国とみられて久しい日本の総理大臣に、初めて女性がなる可能性が高まったのですから。

最初は驚きましたが、直ぐに面白くなりそうだと感じました。

「働いて、働いて、働いて、働きます」というフレーズを聞いたのは何十年前でしょうか?

日本の凋落は、休み過ぎ以外の何物でもない気がします。

まあその分、私にはあまりライバルがいないということになり、助かったのですが。

 彼女は、財政出動を行うと言っています。

若者への借金の付けは大きくなりますが、我々世代にとっては経済の活性化に繋がり、株価は上昇しラッキーでもあります。

政治も経済もとても面白くなる予感があります。

 2022年の金融調査では、70代の平均貯蓄額は1594.7万円。

また、70代の株式保有比率は37%で、各世代の中で最も高いとのこと。

私の場合は、ほとんど預金がありません。

恐らく約80%が株式で、15%くらいが生命保険等でしょう。

一般の方々とは全く違う形態となっています。

 最近私のように投資を早めに始めた人が高齢者になり、運用しながら取り崩す相談が増えていると新聞の記事になっていました。

年金だけでは、生活が面白くもなく、趣味等にお金を使いたいが、何時まで生きるか分からないので、FP等に相談するようです。

へえと思いました。

 単純な私など、若い頃から株式投資や不動産投資を行っていますが、取り崩すという発想は微塵もありません。

再投資を繰り返しながら元本を増やし続け、配当金や賃貸料を増加させ続ければ、その分で大いに趣味にお金は使えるようになります。

 すぐに「マルサの女」の映画のワンシーンを思い出しました。

大金持ちに、お金が貯まる秘訣を税務職員の女性が問う場面です。

『大抵の人は喉が渇いたといって、ぽたぽたとしか落ちてこない水がコップ半分になったら飲んでしまう。なみなみ一杯になっても飲んでは駄目で、溢れて垂れてくる水を舐める」

私はそれだけでは普通の金持ちにしかならないので、それはやりません。

そのコップより一回り大きなコップにそのコップを入れて、垂れてくる水が溜まって溢れて、更にその大きなコップから垂れだしたところを一番下に敷いた大きな皿に受け止め、それを舐めようと決意しています。

 日々の生活のレベルを上げずに倹約に努めれば、自然と金融資産は増えるものです。

 

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