学者の限界か

 日銀政策決定会合で、政策金利の0.5%のままの維持が決まりました。

FOMCの0.25ポイントの下げは、政治環境を考えれば仕方ない気がします。

しかし、日銀の金利据え置きは評価できません。

たかだか0.25%上げたからといって、日本経済への影響は軽微でしょう。

それよりも一時も早く、正常金利に戻すべきだと、経営者感覚では思います。

ただ、保有するETFを毎年3300億円ずつ売却することは、正常化の一歩で評価します。

やはり、経営やその他の現場を知らない、学者の限界と感じました。

これで円高の要素はなくなり、庶民は物品の価格高騰に悲鳴を上げ、消費は減退し、GDPも頭打ちとなる可能性が大です。

 日経平均が急騰していますが、あくまで情報産業を中心とする大型テック企業が牽引しているに過ぎません。

折角、貯蓄から投資へと国民も理解し始めたのに勿体ない気がします。

1株数千円から数万円までするような大型株を買える庶民はいないのです。

 久しぶりにリハビリへ行きました。

担当の若者と新NISAの話になりました。

彼は、私の勧めで積み立て型を始めていたのです。

自分で調べてS&P500を毎月5千円ずつ購入していると。

 私の意見を聞いてきたので、私は日本株のみだと答えました。

彼は後3千円なら積み立てられるというので、日米の株価比較のためにTOPIXのインデックスファンドを購入するということになりました。

1年~2年も経てば優劣ははっきりするでしょう。

 リハビリを終えた後に、小田部の積文館書店へ行きました。

すぐに手に取れるような気軽な書物が手元に無くなったからです。

8冊のうちの5冊はオーダーすることになり、残り3冊を購入して、その足で我がグループの輸入部門の店へ行きました。

 この店は何度もこのブログに登場しています。

ベテラン二人で回していて、大きな金額ではないのですが、シッカリと利益を出し続けています。

9月に入ってあまり調子がよくないようでしたので近況を聞きました。

すると店長が「絶対に大丈夫です。是非うまかもん亭に連れて行ってください」と元気に返事するではありませんか。

「今日は1台売れました」とも付け加えてくれました。

 この店長は株式投資の私の4番弟子に当たります。

自分なりに色んな株式銘柄を購入して、私が勧めた雑誌も購入して、勉強を重ねたようです。

すでに含み益は数十万円あって、「政治経済の勉強にもなって楽しい」とのこと。

私の勝負株のA株を買い増ししたいというので、10月第1週に買えばよいとアドバイス。

理由は、9月29日(月)に配当の権利落ちが来るので、それから数日後くらいが大体安値になるとの私の体験を話しました。

私もその時にA株を「個人別口座」で買い増しするつもりです。

 日銀が9月18日に家計が保有する金融資産残高を公表しました。

2025年6月末で2239兆円となり前年同期比1%増とのこと。

内容が良くなっていました。

株式等が4.9%増の294兆円、投資信託にいたっては9.0%増の140兆円。

勤労者であり資本家でもあるという二面性を持つことは、政治・経済にも真剣に向き合うことを意味します。

日本国が静かに且つ確実に動き出した感があり、とても希望が持てます。

 

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