険しい道ではあるけれど

 2025年9月18日(木)13:28読了。

「ことばの番人」 高橋秀美 著

サブタイトルの「目を覆うばかりの誤字脱字の氾濫。事実関係を無視したデマの垂れ流し。これでよいのか?校正せよ!」に、他人事とは思えずに思わず手に取りました。

読み終えて、裏方の校正者の努力とあくなき探求心に畏敬すら感じました。

と同時に、若干私の自信喪失にもつながりました。

 日本国憲法でさえ、間違いがある点には驚きで、何が正解なのかもはや私の理解を超えています。

もともと、日本には話し言葉しかなく、そこに書き言葉が入ってきた時点でズレが始まっているそうです。

日本列島に中国から漢字が伝わったのは、紀元一世紀ころ。

当時は日本人も中国に倣って漢文を書いていたが、やがて漢字の意味を捨て音で表すようになり、それが万葉かなからひらがなへと変わり、カタカナに推移したとのこと。

 この本を皆さんが読む必要はない気がします。

ほとんどの人が最近では文章を書いていないし、AIで作成したり漢字の自動変換装置を使用しているのですから。

日本語のあまりの奥の深さに愕然としました。

簡単に小説家になろうなどとおくびに出しても言えません(もっぱら、「おくびにもださない」と否定形で使用される)

おそらく、上記文章も私の使用方法が間違っているのでしょう。

 「幼少のころ」の使用方法も書いてありました。

正しくは、自分のことには使用せず、偉人・貴人について用いるとのこと。

 今後このブログを書いていくには、大胆な勇気が必要かもしれません。

しかし、元来いい加減な私の性格です。

とりあえずは、好きな数字目標の1万話を目指して書き続けようと思っています。

今後も誤字脱字があると思いますが、やさしく見守っていただければ幸いです。

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