さてどうなる

 たまたま、真ダムの車を運転し、真ダムと一緒に近くのイオンへ行こうとしました。

するとメーターパネルの空気圧表示が目に留まりました。

リアタイヤのそれのみが220となっていて、他の3輪は全て270。

真ダムに「恐らくパンクしている」と言って、急遽レクサスの担当者に連絡し店へ行くことにしました。

 メカニックに見てもらうと、案の定タイヤのトレッドセンター部分にねじくぎが刺さっていました。

タイヤ交換の必要はなく、修理ができる部分ということで、わずか3300円で完了。

 修理を待つ間、店内を観察しました。

展示車両は、最近新商品として発売されたオフロード仕様のNXとGXの2台のみ。

空いたスペースをイベント用に開放していました。

 たまたま、高級オーデオシステムの「マークレビンソン」の体感イベントがあっていて、展示車両に乗り込み音を聞きました。

あまりの音の良さに感動。特にクラシックやジャズの繊細な音をきちんと拾い、音の広がりが抜群でした。

実際走りながらだとここまでの性能は無理かと思い、上記メーカーの人に質問しました。

すると、レクサスと共同で走りに合わせて音と音量を調節していますとのこと。

オプションでプラス30万円弱は安いと感じるほどでした。

 3人の専門家が説明していたのですが、その中の責任者が元ミシュランタイヤのメーカーにいたということで、これまたタイヤの話で盛り上がりました。

先方が気をよくしたのか、今治タオルのハンカチを4枚、ボールペン1本、ステッカー4枚もプレゼントしてくれました。

汗かきの私が普通のタオル地のハンカチばかり使用していたら、真ダムに数枚取り上げられ、「こんなごわごわの古いもの、ウェスにする」と、最近言われていたので非常に助かりました。

 そろそろ帰ろうとしていると、レクサス恒例の納車式最後のお見送りに遭遇。

総勢14人ほどのスタッフが両側に立ち、真ん中を拍手の中車両が出庫するのです。

車両は、何と九州でもまだあまり納車されていない白のGXでした。

価格は1千万円越とネットで表示されていました。

同伴者はいなくて、何と若い男性が運転しているではありませんか。

 「う~~ん、俺は中古車のRC、あの若い男は俺の車の倍以上する価格の新車のGX、くそ負けてたまるか!?」

帰るつもりが気が変わりました。

レクサスの担当者を呼び、LC5をマークレビンソン付きオプションで見積もりをすることにしました。

 担当者やマークレビンソンの関係者は一様に驚いていました。

「いいと、いいと、大法螺は誰も傷つけんけんね。見積書を部屋の壁に飾って記念にするから」

 私の人生最後の車はLC5にするとかなり前から決めていました。

ところが、LC5が今回のモデルで最終型となり、製造中止となるのです。

2027年に発売が予定されている後継モデルのスーパースポーツカーは恐らくEVとなり、4000万円を超えるとの噂。

こんな車買える訳もありません。

 LC5は今オーダーしても納車は来年4月とのこと。

外装は白で内装は赤・黒のSパッケージで見積もりを取りました。

 現役の経営者がこのようなことをするのは、愚の骨頂です。

しかし、これからの私は、社員がいない「一人法人」の経営者で、残りの人生も限られているのです。

起業時は、何時かフェラーリに乗りたいと、豪華なフェラーリの特集本を購入し、部屋において何度も眺めていたものです。

それに比べれば安いものです。

 このような高級車を買えない理由は100ほどあります。

しかし、私は何時も困難に直面した時に、出来る可能性がある理由を一つでも探すのです。

 たまたま、「一人法人」の配当金の通知が来ていました。

防御株の西日本FHの配当金が6月と12月のため、3月・9月に配当金が出る12月決算の会社の株を防御株に加えようと、E株とF株を少しですが購入していました。

二つの銘柄共に配当金が入金され、且つE株は今売却したら譲渡益まであります。

できる可能性を一つ見つけたのです。

 E株を全株売却して、配当金と譲渡益を受け取りながら、元金まで含めたそのお金で、「一人法人」の攻撃株であるB株を買い増しするという戦術。

11年連続赤字で無配の高リスク銘柄で現在勝負をかけていますが、更に大きく買い増すのです。

今年の11月~来年の2月にかけて、大化けすればLC5を手に入れることができます。

担当者に11月まで期待せずに待っておいてと言って帰宅しました。

 

 

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