たまにはいいかも
私は創業当時から、知らない言葉や、先輩経営者から発せられる重要な言葉や、読書等で琴線に触れる言葉等をその都度ノートに記してきました。
色んなノートに書き記していたため、コクヨの担当者に「Campus B 5 判」を数冊頂いた2017年8月12日から、それらのノートにまとめて転記しました。
最近丁度3冊目を書き終え、自宅の執務室では4冊目のB5判を記入し始めたのが2025年8月28日(木)です。
内容は、ペシミズム(pessimism)→悲観主義や悲観的な見方を指す。
オプティミズム(optimism)→物事が良い方向に進むという前向きな考え方。
更に、長い文章のために「Campus A 4 判」も1冊使い始めました。
同じB5判とA4判をそれぞれ1冊ずつ、事務所にも置いています。
私は長年の経験から「今」を生きることに注力するようになりました。
仏教用語の「一日一生」も頭の片隅に入れています。
人間が後悔するのは、過去を思い出してしまうからで、不安になるのは未来を考えてしまうからのような気がするのです。
今回は、たまたま書き終わったB5判2冊を振り返って見ました。
2017年~19年にかけて日記風に書いてあり、思わず色んなことを思い出しました。
2017年8月21日の記述が、現在にも当てはまると感じました。
「怖いもの知らずの素人が、無手勝流で常識に挑戦する。それなくして、経済の活性化などあり得ない。およそ起業家は育てられるものではなく、勝手に育つものであろう。大切なのは、周囲がそれを邪魔しないことと成功を助ける『出会い』があるかどうかである」
2017年11月16日
「兎に角、一生懸命コツコツと小さな成功体験を積み重ねた先にある『勘』は、科学でもうまく説明できない説得力がある」
2017年12月11日
「トップセールスマンと繁盛している銀座のクラブのママさんの共通点は、筆まめであること」
2017年12月30日
「生きることは、結果ではなくプロセス。効率の悪さや面倒なこと、嫌なこと、くだらないことも含めて、毎日の暮らしを大切にすることが、生きることです」
2018年1月13日
「単純接触効果: 好意に拘わらず、相手の顔を認知する回数が多いほど、相手に対する好感度が上がりやすい」
2018年5月4日
「経営者はいい意味で自己中心的になり『成功したい』と強く願い、野心的になって努力し続けることが大事です」
たまには、この様に過去を振り返ってもいいのかもしれないと感じた一日でした。
最後に私の好きな作家である阿刀田高氏の言葉。
「日々の生活の中で常にアイデアの欠片を探している。思いついたことは兎に角メモにする。メモは少し整理してデスクの上の備忘録に書き残す。敢えて言えば、常に『何か変だな、何故だろう、どうなるかな』に留意して面倒でもメモを取り、それを整理しておくことだ。セレンディピティとは『発見上手』で何かを熱心に探し続けていると、それに関わりなく、特別に素晴らしいものを発見すること」
