いつの間にか

 私は毎朝、朝食時に真ダムから「いつも元気がいいね」と恨めしそうに言われます。

単に声が大きいばかりではなく、人知れず私がそのように心掛けているからです。

 70年も生きてきて、且つ同年代の普通の方々と違うリスキーな人生を送ってきたのです。

想像できないほどのことを経験し、色んな困難にも遭遇しました。

簡単に言えば、暗い顔をして落ち込んでいる暇がなかったくらい忙しかった、という方が近いかもしれません。

 その無数の体験から得た結論があります。

自分の「気持ちの持ちよう」と「考え方」次第で、辛いことや困難なことは「良い思い出に変わる」というもの。

『万事塞翁が馬』『ケセラセラ』は私が好きな言葉群の中のふたつです。

何時でも「大きな声」「無理くり笑顔」を心掛けて、今でも続けているだけです。

基本的に私の元気は、ほとんどが「カラ元気」なのですが、私にはそれで充分です。

 これらの体験を経ながら、会社の行動規範の一番にあげたのが「T・A・G」です。

常に社員全員が「楽しく・明るく・元気よく」仕事をして、お客様に接する。

経営者は、それが出来る環境整備を行う。

 変形性股関節症と骨嚢腫の進行を抑えるためには、筋力増強が欠かせません。

しかし、好きなテニスもゴルフも禁止されています。

早朝の散歩(私の場合はトレーニング)を実行し始めて1か月が経ちました。

 午前5時30分起床→5時50分ラジオ体操&ストレッチ→1周450mの公園を速歩&鼻呼吸で5週→途中で14段ずつの階段を70段まで膝あげ→スクワット12回→踵上げ200回→片足立ち45秒間→腕立て伏せスロー30回→クールダウンでゆっくり1キロ徒歩

腕時計をしながら50分間で自宅へ到着するようにしています。

到着後は、風呂の残り湯を庭の木々にポリバケツ3杯分水やりします。

そしてシャワーを浴びて朝食に臨むのです。

つまり、私が元気いっぱいの時に真ダムは私に相対しているのです。

 認知行動療法においても「笑う門には福来たる」は科学的にも実証されているそうです。

無理に笑顔を作っても、気持ちは変化するとのこと。

私の「カラ元気」もいつの間にか精神的な滋養となっていたのでしょう。

 仏教用語に『一日一生』という言葉があります。

(毎日を大切にして、その一日を一生のように生きよう)という意味です。

少しびっこを引きながらではありますが、「今日も痛みなく歩けた」、「今日も本が読めた」、「今日も大好きな株式投資のチェックができた」、「今日も痛みなく眠ることが出来た」、「今日もご飯を食べれた」、「今日も風呂でゆっくりできた」これらができるだけでも、心の底から幸せと感じています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

未分類

前の記事

難しい日本語
未分類

次の記事

ひょっとして