批判覚悟で

 2025年7月20日(日)午前9時50分に、近くの公民館へ長男夫妻と我々4人で、選挙の投票に行ってきました。

真ダムはいつも私と同じ行動をしますし、長男も私がどの政党に入れるかは知っています。

常に同じ政党にしか入れないからです。

しかし、私は長男夫婦の投票内容は知りません。

 息子や孫に常に言っていることは、SNSやTVはなるだけ見るなということだけです。

暇があれば「本を読め」が、今後より良き生活をするための必須条件だと考えているからです。

特に長男はSNS偏向が強いようで、7月5日に日本が大災害になるという都市伝説の本まで購入していました。

 7月19日(土)の書道教室帰りに、最寄りのバス停に到着したのが午後2時前でした。

昼食を食べていなかったので、流石に腹ペコになりバス停近くのファミリーマートへ入りました。

積水ハウスのアンケートに答えた、お礼の3000円のクオカードがあることに気づいたからです。

 いつものように、ざるそばを一つ購入しレジへ。

店員はアジア系の女性が一人と男性が一人。

女性のレジへ行き、「クオカードでお願いします」と彼女に渡すと素早く処理し、片言の日本語で「袋はいりますか?」と。

大したもんだと思いながらも、次の言葉には思わず笑みがこぼれました。

「温めますか」・・・・

 先日、高松の山奥の宿泊施設に泊まった時にも、アジア系の若者が一生懸命に日本語を使いながら、笑顔で仕事をしていました。

我々のラグビークラブでも外国人やハーフも増えています。

二人の知人達の娘さんのご主人は、それぞれオーストラリア人と台湾人ですし、私のいとこの奥さんも台湾人です。

 聞くところによると「日本人ファースト」を掲げている政党がかなり躍進しているとのこと。

まあ、私は内容など調べる気もありませんが、SNSで若者がかなり同調しているようです。

私は、外国人との共創を目指した方が良い気がするのですが。

 今回の争点が、就職氷河期世代を何とかしなくてはいけないということ。

これもまたおかしな話で、自分が希望する会社に就職できないからといって、楽なフリーターを選んだ結果に過ぎないと私は思っています。

インタビューの中では、数十社受けても内定がもらえなかった等の話も数多くありました。

これまたおかしな話で、結局どこでも良いと自分で言っているようなもので、面接でどうしても入社したい情熱が伝わるはずもありません。

 100歩譲って、何をしても就職が叶わなかったら、当時から募集していた宅配便や長距離トラックの運転手になればよいだけです。

当時の労働環境は過酷ではありますが、高給にはありつけますし、福利厚生もそれなりに完備されています。

働きに働いて倹約し、そのお金を株式投資に充てていたら、今頃は億万長者になっていたでしょう。

 自民党の敗北自体は悪いことではありません。

「驕りと現状維持は衰退の始まり」が現実化しただけの話です。

デフレの30年間で日本経済は駄目になったとの論調を否定はしません。

しかしその間日本で、飢餓する人が増えた、犯罪が増えた、失業率が大幅に上昇した、外国に侵略された等の危機迫るものがあったでしょうか?

デフレのお陰で私は小資本でありながら、低利で銀行借り入れができ店舗展開もでき、会社を成長させることも出来ました。

 いずれインフレになるとの予測は当たり、その対応をしていたお陰で、勝手に個人資産は増えています。

夫婦二人して、シッカリと年金は貰えるし、直ぐに病院にかかっても安い金額で治療できます。

こんな素晴らしい日本にしてきたのは、どのような政治だったかを考えればよいだけだと思うのですが。

今の若者は、私の両親や我々が猛烈に働いた結果の富の蓄積を、取り崩しているだけの気がしてなりません。

 世界の若者は、生死の淵をさまよいながらも、生活の質向上に向けて猛烈に仕事をこなしています。

温室育ちの若者だらけの日本人が、今後グローバルで生き残れるとはとても思えません。

結局は、子供に苦労させたくないとの親の教育に問題がある気がします。

 身体や精神を今まで以上に鍛えないと、世界どころか日本国内の不合理や非常理に耐えられない人物が出来上がります。

上滑りではなく、腹の座った政治家の出現が望まれます。

 

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