無関係と思われるが
2025年6月21日(土)の太陽ホールディングスの株主総会で、現社長の佐藤英志社長の再任が否決されました。
就任以来、業績も株価も上昇しながらのおかしな退任となったのです。
原因の一つが大株主との会話不足とのこと。
投資家の私から言わせれば、現在のアメリカ、ロシアの横暴と変わりありません。
個人株主の大半は再任オッケイにも拘わらず、50%の賛成をわずかに下回ったのです。
私自身がこの会社の株を保有していないので、それほどストレスはありませんが、世の中の不穏を感じた一件でした。
百貨店事業の業績悪化が目につき始めました。
インバウンド需要と円安に支えられ、直近数年間の百貨店はかなり潤ってきました。
ところが、その需要も落ち着き始め、円高に振れたことで、高級品の売れ行きが悪化したとのこと。
経済不況に悩む中国国内でも高級品の売れ行きが悪化していて、世界のラグジュアリーメーカーの苦戦が報じられています。
福岡市内の大手不動産会社のちらしに特徴を見出しました。
大濠、赤坂近辺の90㎡を超える中古マンションの売り情報が急に増えてきたのです。
大体1.5億円前後から2億円前後まで。
今までは物件が出なくて、新築物件は3億円前後でも完売と噂されていたのはつい先日くらいまで。
私に来たDMでも、2年前に購入を考えていた熊本駅すぐそばのタワーマンションのプレミアム部屋が残っているとのこと。
一見脈絡もない話題の羅列です。
しかし、私の『勘』が何か異常を感じているのです。
つい最近まで、車の修理はせずに、憧れのLC500Hを「一人法人」の株式を売り払って購入しようかとも考えていました。
しかし、非常事態の感覚を覚えた以上、修理して今まで通り8万キロを超えるまで乗り続けることに決定。
総務省が5月に発表したCPI(全国消費者物価指数)は、市場予想を上回り前年同月比3.7%上昇しました。
99.7%を占める中小企業は、今後の賃上げは難しいと私は見ています。
となると、実質賃金の目減りは明らかとなります。
単純に消費者は財布のひもを締めることとなります。
最終的には、日本のGDPの約6割を占める消費減退がGDPを抑え込み、ドイツのみならずインドにも抜かれることでしょう。
あくまで私の勝手な仮説です。
そうならなければ、それはそれで良いこと。
しかし経営者である息子達は、最悪の事態を想定して、一時も早く在庫を現金化することだと思います。
