流されないように
2025年6月8日(日)18:18読了。
「教養としての上級語彙」宮崎哲弥 著。
2025年4月21日に「教養としての上級語彙 2」を先に読了していて、もっといろんな言葉を知りたいと思い、後で購入したのがこれです。
語彙には「理解語彙」と「使用語彙」があって、「理解語彙」だけでは、理解が深まるだけで、『自家薬籠(じかやくろう)』に収まっていなくて能動的には使えないという結論には納得します。
各種例文に何度も会うことによって、次第に自分のものとするにはそれなりの読書量が必要なのです。
このブログを書いている最中にも、自分が吐露(とろ)しようとする言葉が見つからなくて呻吟(しんぎん)することがままあります。
一般的には人に伝えるには、平易な言葉が最適と言われています。
私はボケ防止のためと「理解語彙」を「使用語彙」にするために、敢えて難解な語彙に挑戦しようと思います。
間違った使用方法が見つかれば、連絡いただければ幸いです。
このように記述すると、いやでも私自身が読書量を増やさなければなりません。
意志が弱い私は、有言によって自分を追い込むのが近道なのです。
大法螺と野望が大好きな私が、特に気に入った言葉があります。
☆『燕雀(えんじゃく)安(いずく)んぞ鴻鵠(こうこく)の志を知らんや』 ツバメやスズメのごとき小物がどうして大いなる鳥のような大人物が抱く高遠な志を知ることが出来ようか
☆『鶏群の一鶴(けいぐんのいっかく)』 ニワトリの群れの中に一羽の鶴がいるように、多数の凡人の中に優れた人物が一人いること
「こなったらいいな」ではなく、「絶対にこうなる」と考えることです。
「絶対にこうなる」と思えば思うほど、一体どうすれば「そうなる」かを考えます。
「そうなる」ためにどうすればよいかを考え始めると行動し始めます。
「行動する」と、いろんな問題が出てきて、更に考えそれが知恵として蓄積します。
次第に行動が深化していき、いつの間にか「絶対にこうなる」に近づいているのです。
自分の頭で考えたどり着いたことには、100倍の価値がある ショーペンハウワー
