慌ただしい一日

 昨日は、真ダムを地下鉄の最寄りの駅まで真ダムの車で送り、そのまま久しぶりに事務所へ向かいました。

すぐに神棚を設置している部屋へ行き、榊と水を新しいものに交換し、交通事故で九死に一生を得たお礼をしました。

毎月月初には、事務所の部屋全体の掃除を行います。

 各部屋の窓を全開にして掃除することおよそ30分。

富を増やすといういわれがある観葉植物に、ひと月に一度の水やりも行いました。

なかなか新芽が出てこないところは、私の現状を表しているようです。

 次に、先日参拝した佐賀県の祐徳稲荷の黄色に彩られた『左馬』を、リビング・ダイニングの西方面に飾りました。

この左馬は「うまくいく絵馬」とのサブタイトルが記述されています。

家内安全、福徳円満、商売繁昌、開運招福など万事運気が向上するとのこと。

フレグランスの大瓶に入った長さおよそ60センチほどの白くて細い棒5本を反対にひっくり返し、液体に浸かっていた部分が瓶口の外になるようにしました。

一気に部屋中が甘い香りに満たされました。

 事務所の月初のルーティンが一通り終了したので、城南区役所へ車で向かいました。

ここでは、取引先から要望された「身分証明書」を取得するためです。

これは、禁治産や破産等の宣告を受けていない証明書です。

 区役所で申請して書類を受け取るまで、何と1.5時間ほどかかりました。

失敗しました。すぐに取れるだろうとの安易さで、本も老眼鏡も持ってきていなかったのです。

そこで、人物観察に切り替えました。

すると、窓口で50前後の男性が、猛烈に苦情を発していました。

奥から上司と思われる女性が出てきてなだめるも効果なし。

我々数十人が待機している待合室の前で全員に謝れとの指図。

彼女が偉かった。申し訳ありませんと言って、すぐにカウンターから出てこちらのほうへ進み、待っている人々に対して

頭を下げて大きな声で謝ったのです。

席の奥のほうから男性の声で、「もう1時間も待っているぞ」との声も聞こえてきました。

職員の数が足りていないそうで、彼女や職員に罪はありません。

どちらかというと短気な私です。抗議をしていた男性を見て、「人の振り見て我が振り直せ」を思いだしました。

みっともない男に見えて仕方ありませんでした。

 書類を1通300円で受取り、いったん自宅に戻りました。

理由は、本と老眼鏡を取りに帰るためです。

 それからすぐに運転免許センターへ向かいました。

今度は「運転記録証明」の書類を取るためです。

正午過ぎに到着したおかげで、待つことなく駐車場に停めれました。

申請書類の受付窓口に行くと午後12時45分から受付と紙が貼ってありました。

取り敢えず立ったまま受付の前に立ち、新書本と老眼鏡を取り出し読み出しました。

1番に受け付けてくれたのですが、書類は4日(水)にしか出ませんと。

「えっ、嘘」と思い、「なぜ今貰えないのですか?」と強めに言うと、「警察署からのデータを受け取らないと出せないからです」と。

私は、免許センターに来る前に警察署に確認していました。

警察署では出せないので免許センターへ行ってくれとの返事でした。

この窓口は意味がないと腹立たしくなりましたが、区役所でのみっともない男の姿が思い出され、「分かりました。水曜日にもう一度来ます」といって帰ろうとすると、「670円です」と。

怒りを爆発させずに我慢したことは、若干の成長の跡が見えます。

これらの行動の時々に、件の交通事故の加害者や損害保険会社から電話が携帯に入りました。

 慌ただしいだけではなく、妙に疲れが残った一日となりました。

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