立ち止まる

 5月24日(金)から27日(火)まで出張等で本や新聞を読めていませんでした。

昨日、日経新聞と西日本新聞両紙を4日分と、「月刊投資手帳」「月刊ダイヤモンド・ザイ」を午前9時から午後2時半頃までで読了。

 通しで読んで感じたことは、トランプ大統領の影響があったとしても、日本経済は何とかなるだろうとの楽観論が主流でした。

4月上旬の総悲観から一転していました。

一時は31000円前後を付けた日経平均が、最近では37000円前後のボックス圏にある現状を考えると、大抵の人はそう感じていることでしょう。

 NHKテレビのファミリーヒストリーで、演歌歌手のお爺さんが相当裕福だったのに、小豆相場に手を出し一文無しになった話が出ました。

隣で一緒に観ていた真ダムが、「あなたは大丈夫なの?」と。

私は、「その時には肩でも揉んでやるので養ってくれ」と返事。

 ここ数年の投資ブームは、どうもリスクに関してあまり触れていない気がします。

各種投資雑誌も、大儲けした素人投資家の話題ばかりです。

日本政府が後押ししているので、破産に至った投資家等の記事が出てこないのも理解できます。

 いい機会なので、皆さんも一度立ち止まって思慮すべきと思います。

「株式投資」、「不動産投資」、「会社経営」、全てにおいてリスクがあり、自己破産の可能性もあります。

それらの恐怖と戦いながら、少しでもリスクを減らし投資を続ける覚悟が必要なのです。

 私は上記3つの投資を長年続けてきました。

一番リスクが軽減できる方法が多いのが「株式投資」だと体験上実感しています。

株式投資だけは、信用取引をしない限り、借金をしないで済む投資なので自己破産はありません。

 「会社経営」と「不動産投資」では、大きな借金を背負うので、自己破産の恐怖にいつも慄(おのの)いていました。

その点「株式投資」の私独自のスタイルは、投資金額が「0」になる確率はそれこそほとんど「0」です。

その理由とここ20年以上の銀行預金の低金利の理由とで、私は現・預金をほとんど持たず、総金融資産の93%が株式です。

 防御株と攻撃株を分けて考えています。

防御株は自己資本比率が高く、社会で必要とされる会社で倒産確率がほとんど無い銘柄。

これを3銘柄持ち続け少しずつ増やします。所謂分散投資です。

そして攻撃株はリスクが少々高い1~2銘柄に集中投資をしています。

相場が暴落してもあまり恐怖は感じずチャンス到来と思い、なけなしの現金で攻撃株を買い増しするのです。

 トランプ関税の猶予期間である7月上旬が近づいてきました。

日経平均は上下どちらにも大きく動くことだけは確かだと思います。

ぶれない覚悟が試されます。

 

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