4月実績
2025年5月23日(金)に4月の確定月次決算が出て、息子達と経理の真ダムと私と税理士で分析、検討会を行いました。
総括は、二つの会社共にまだまだ改善の余地ありということです。
国内部門は、売上高の低迷が続いていること以上に、粗利率が漸減傾向にあることが問題です。
私が理想とする35%以上を達成しているのは1店のみ。
懸念材料は6店舗の半分の3店舗が30%を切っていることです。
一般的なバイク屋さんの「労多くして利少なし」の典型です。
お客様に評価されていない指標となります。
佐賀店の売上高が、国内部門の今までの1店舗当たりの売上高を超えるかもしれないと長男から聞かされていました。
結果は見事に裏切られ、且つ粗利率も悪く「まるじゅう」の焼肉はお預けとなりました。
国内部門合計で営業キャッシュフローが黒字に転換したことは評価します。
一方、輸入部門は、5店舗中2店舗が粗利率30%割れが問題。
それ以上に厄介なのが、在庫が超過多になっていることです。
その影響で営業キャッシュフローが大きな赤字となっていました。
1-4月累計で営業キャッシュフローが赤字になるとは、かなり大きな問題です。
その中でも大いに気を吐いているのが小田部店。
粗利率が44%で、売上高はグループ全体で最も低いのに、シッカリと経常利益を出しています。
無理なく長期利益を出し続けるという、わたしの理想型に一番近い。
防御型経営の長男と攻撃型経営の次男。
どちらの経営方法にも一長一短があります。
ただ忘れてならないのは、最終目標は無借金で、少ない資本で大きな利益を出し続けることです。
そのためには、在庫を減らし、整備料金を増やす事が一番の対策です。
