チャンス
大手企業が相次いで人員削減に踏み切っています。
既報の日産、パナソニックに加え、ジャパンディスプレイ、マブチモーター、協和キリンetc.
このペースで行くと、2025年は2009年のリーマンショック直後の2万2950人を上回る可能性が大きいそうです。
この大手に加え、中小企業の廃業、倒産も急増しています。
職を失った人々はどこへ行くのでしょう。
恐らく、別の職場を探さざるを得ない人々が大半だと思います。
総務省統計局が5月13日に公表した労働力調査では、就業者数6764万人のうち転職者数は328万人。
毎年増え続けているようです。
倒産、廃業、リストラ、転職の増加などを考えると、人材採用にはチャンスが巡ってきているということです。
それらの人々は、どのようなことを優先して再就職先を決めているのでしょう。
私なら先ず好きなことが出来る楽しそうな職場、次に賃金、休日数、そして福利厚生となりますが、人それぞれ価値観は違うと思います。
それらの会社をどのように探すか。
ハローワークや民間の転職サイト、知人の紹介、口コミ。
ある程度決めたら面接の前にホームページのチェックをすると思います。
私だけの勝手な推理でしたが、ここから導き出される結論は、人材採用には「ホームページの充実」が一番ということです。
二輪業界のホームページを見ていても、人材採用に工夫を凝らしている店は皆無です。
ポイントは、TAG(楽しく・明るく・元気よく)の雰囲気を写真や動画を通して如何に伝えるか。
次に詳細な待遇等を掲載すれば良いのです。
これらに、将来の夢やお洒落さが加われば、ほぼ差別化できます。
日頃から、各店舗自体がTAGを意識し、店の内外を綺麗にし、身だしなみを清潔にし、笑顔と小走りでお客様から感じがいい店だと評判になるほどにしておくべきです。
大抵のバイク屋さんは、自分の店に上場企業等の優秀な人材は来てくれるはずもないと考えています。
ここにまた、大きなチャンスがあるのです。
胸を張って優秀な人材を採れる時代になりました。
