約束
元来、私はどちらかというと意志が弱い方だと自覚しています。
それを克服する簡単な方法は、無言実行ではなく『有言実行』。
先ず、決めたことを他人に言いふらすことにしています。
嘘つきと言われたくなく、外堀を埋める戦術なのです。
古希を迎えて健康維持に今まで以上に関心が向いています。
いろんな本を読むと、最初に出てくる良い方法が「早寝早起き」次が「バランスの取れた食事」そして、「適度な運動」。
これら3つの行動はどの本も基本中の基本となっています。
孫が、外に出て運動をすることを好まず、シャトルラン等の体力測定も平均以下のものが多かったので、孫のランニングに付き合うことにしました。
午前5時半に起きて6時から二人でラジオ体操をし、軽いストレッチをこなし、自宅に隣接する1周450Mの公園へ向かいます。
1周ごとに4回まわります。
私は、足首と腰が悪いので、先に歩いて、その後を孫がランニングで追いかけるスタイル。
6時40分頃終了し、それから孫はシャワーを浴びて学校へ行く準備をします。
長男から、孫が学校で眠いと言っているので止めて欲しいとの要望があり、一旦中止することにしました。
約1週間ほど続いていたので、私の習慣になりつつあり、健康寿命にも良さそうなので私自身は何とか続けようと決めました。
孫自身は、他人より足が遅いのは嫌だと言っています。
そこで私は、「毎朝午前6時から家の前でラジオ体操をするから、走る気があるなら来ていいよ」と。
まあ、来ることは望み薄ですが、私には「早寝早起き」と「適度な運動」の一挙両得ができ、これからも続けるつもりです。
自分一人で早朝から公園を散歩すると決めても、恐らく三日坊主で終わっていたことでしょう。
孫のお陰で外堀が自然と埋まったのです。
吉田松陰の「人間たるもの、自分への約束を破るものがもっともくだらぬ」という言葉が胸に響きます。
