お客様目線とは
2025年5月2日(金)は午前6時20分に、真ダムと一緒に車で自宅を出発しました。
要件は、鹿児島店と熊本店の経理のためです。
重量のある書類等とノートパソコンを持参します。
午前9時半ごろ鹿児島店へ着くと、店内掃除の真っ最中。
神棚を見ると新しい榊に換えているところでした。
ほんの少し在庫が減ったようでしたし、オフロード用の展示スペースも完成していてハードは申し分ないと感じました。
あとは、如何に認知度を増すかという点と接客と技術力レベルの向上という点の地道な努力を続けるだけでしょう。
スタッフ間の雰囲気も良く、次第に業績アップは間違いない気がしました。
正午過ぎにその店を出て国内2輪車の熊本店へ向かいました。
店に到着すると、何と休業していました。
息子に確認すると、グループ店の国内2輪車は一斉に5月2日(金)も休みにして、定休日の「水・木」との3連休にしているとのこと。
そのまま、グループの輸入2輪車熊本店へ向かいました。
まだまだ在庫過多の状況は変わっていませんでした。
新入社員がいましたが、明るくハキハキしゃべれる25歳で楽しみな存在ではあります。
残念ながら、神棚には枯れたままの古い榊。
直ぐに店長を呼んで新しいものに換えるよう指示。
「ビジネスも人生も科学では解明できない『運』があることを忘れるな!!」と一言。
そこでの経理を終了した時点で、真ダムがかなり疲れた様子でした。
帰宅してから夕食を作らせるのは酷だと思い、久し振りに福岡市内の「福ちゃん」ラーメン店へ。
午後6時50分に到着して、予約紙に名前を記入して入店できたのが午後8時。食べ始められたのが8時15分。
相変わらずの大繁盛でした。我々の前に16名、後に28名待ちなのです。
このラーメン店は2代目が厨房に立っているのですが、私は30年以上通い続けています。
昨今の食料品値上がりで倒産するラーメン店が続出する中で、現在でもラーメン750円、大盛り850円、チャーハン500円。
私と真ダムはラーメン2杯とチャーハン一皿で、合計2000円ぽっきり。
この店は、ゴールデンウィーク、盆休み、正月休みはほとんど営業しています。
NHKでも放映された50代の店主曰く「長い休みの時に県外に出られたお客様が福岡に帰ってこられて、うちのラーメンが食べたかったといわれる喜びだけで開けています」と。
帰宅した翌日の朝長男を呼び出し、私の執務室のPCを付けて我がグループ国内2輪車の各店舗のホームページをチェックさせました。
彼が、ホームページで5月2日(金)の休日は知らせているからということでしたので。
確かに、スクロールしたりクリックしたりすると「大事なお知らせ」の欄に記入はしてあります。
しかし、私から言わせれば「ちゃんと書いときましたよ」との店舗目線でしかないのです。
息子に「何故最初の一番目に飛び込んでくるところに特別の休日を分かるようにしていないのか」と詰問。
「ゴールデンウィーク」、「盆休み」、「正月休み」に関しては、お客様も普段の定休日と違うことは認識しています。
その上で何かあった時にどこへ、何時行けばよいのか、直ぐにでも知りたいものです。
働き方改革等により、上記家族経営のラーメン店のようには、多店舗を展開していれば店を開けられません。
それならせめて休日の変更くらいしっかりと表示することです。
ついでに九州の他メーカーや、名だたる全国の販売店のホームページをチェックしました。
どの店も私の思うレベルには達していませんでした。
息子に「2輪業界はこのレベルだから我々は生き残れている」と。
唯一、佐賀店だけは表示していたのが救いでした。
