時代の変遷(へんせん)

 毎日の新聞2紙に挟まれているチラシはよく観察します。

特に不動産関連と新規オープン業態を念入りに調べています。

 福岡市内において、地下鉄空港線、地下鉄七隈線という文字が記載されていたら、それこそ隅から隅まで小さな文字も見逃さずに読み切ります。

2025年4月18日(金)の朝刊にマンションのチラシが入っていました。

今から建築する予定で、地下鉄七隈線という文字が目に入りました。

次に最寄り駅まで何分かかるのか気になります。

「7分」が目に飛び込んできました。

 おお、久し振りに投資対象かなと思いきや、少し小さめの文字で自転車で7分という内容でした。

また、徒歩3分の文字も目を引きました。

それは、最寄りバス停までの時間でした。

 福岡市内のマンション価格は高騰を続けています。

地下鉄沿線のマンションは、一般の人では買えない価格となっていることも事実です。

ここ数年のマンション業界の動態を観察して分かったことがあります。

新聞等のチラシに入ってくる物件は、投資対象にはなり難いということです。

 この物件も、実際住むには問題ない良い場所だとは思います。

しかし、私のように出口戦略を考え、インカムゲインとキャピタルゲインを狙う投資家には合いません。

それでも、モデルルームが開設されたら、直ぐに訪問し部屋の内装や造りを勉強し、価格等も参考にしたいと考えています。

担当者の接客のレベルも比較できます。

恐らく今後、地下鉄最寄り駅徒歩5分以内のチラシは、新築ではお目にかかれない時代となった気がしています。

逆に出てきた場合は、何らかの問題がある可能性を私だけでしょうが感じます。

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