少し見直した
最近株価の乱高下には慣れてきました。
基本戦略は変わりません。
倹約に努め、少しでも余剰資金が出来たら、自分の仮説で購入した株式銘柄を、利益が出るまで買い増しすることです。
一方、興味津々なのが、米中関税戦争です。
ほとんどの国が、米国にすり寄るような立ち居振る舞いの中で、毅然と反旗を翻しているのが中国です。
今まで世界各国が中国の領土拡張主義や、独裁政治等に悪い印象を持っていました。
私もそうでしたが、最近ではある意味立派に思えてきたのです。
喧嘩の世界でもそうですが、弱が強に立ち向かわねばならない時があるのです。
現在、世界の中で中国だけがそれを行っています。
判官贔屓(ほうがんびいき)ではありませんが、中国を応援するような気持で注目しています。
これを行ったら、それこそほぼ確実に世界大恐慌に突入すると思いますが、中国の最終兵器はアメリカ国債を一斉に売却することです。
するとどうなるか、米国の長期金利が大暴騰して、景気が悪いのに超高金利というスタグフレーションに陥ります。
世界の中で、米国債を最も保有している国は中国で、2位が日本なのです。
安全保障を米国に頼らざるを得ない日本は、風見鶏と言われようが、米国の腰ぎんちゃくと言われようが、格好つけずに米国にすり寄っていれば良いのです。
米国の少々の我儘(わがまま)など、戦後80年に亘る平和の代償と思えば安いものです。
米国も日本も各種経済指標が、これからの悪化を示しています。
昨年のパニック的なシステムを伴う暴落とは違った点があるのです。
専門家はこの点を重視しており、不況の長期化を予想する人が大半となっています。
経営者や店長はこれからの経済環境を考慮して、会社や店の運営を行わなければなりません。
改めて、経費の無駄を洗い出し、仕入れの厳格化を図り、既存客へのアプローチを強めることです。
私のような野望を掲げる投資家は、この動きとは全く違う動きをとることとなります。
「まさか」に賭けるのです。
『ライバルが難破するほど格好の漁場』
『激流の川底の金貨を拾う』
株が紙切れになったら、真ダムの奴隷になれば済むだけです。