あり得る
先日、2月の月次決算が出ました。
予想通り、子供達の店舗はどの店も惨憺たる結果でした。
私が事前にいくら警鐘を鳴らそうとも、子供達も店長もほとんど無意識なのでしょう。
一度従業員も地獄を見た方が良いのかもしれません。
明らかに、消費の減退が起こっていることを認識し、打てるすべての手を動員すべきです。
各店舗の実績分析の中で、担当の税理士が、「地銀の統廃合が活発になってきました」という話題をふりました。
つい先日このブログでも第四北越FGと群馬銀行の統合を述べたばかりでした。
それに続いて最近、静岡銀行・八十二銀行・山梨中央銀行も統廃合の可能性を発表しました。
金融庁は今年の1月から、全国の地方銀行、第二地方銀行を対象に持続可能な経営プランについて聞き取り調査を始めました。
リスクマネーを供給し企業を支える体力を確保するべく、再編や統合を後押ししています。
「資金交付制度」で経営統合にかかる費用を補助する申請を2026年3月末まで行っているほど積極的です。
預金残高で地方銀行の実力を見てみます。
九州・山口の競争激烈さが理解できます。
全国1位は「ふくおかFG」21兆4100億円、「西日本FH」10兆2700億円で8位、「山口FG」が10兆2700億円で8位、「九州FG」が10兆2500億円で10位。
「西日本FH」「山口FG」「九州FG」は僅差で争っているのですが、発表された上記銀行が統廃合すれば、九州のこの3行は2つずつ順位を落とすこととなります。。
優秀な人材確保のためにも、上位が望ましいのは誰にも理解できることです。
九州・山口のこの3行を中心に、九州地銀の統廃合はあり得ると思えてきました。