経営者の自覚
経営者は、特に中小企業の場合は、身体は自分だけのものではないとの自覚が必要です。
中小企業経営者が、身体の不調等で仕事が出来なくなると、業績に大きく響きます。
最近の若い経営者程その自覚がない気がします。
先ず何といっても喫煙する人は経営者には向きません。
男性の発がん原因の1/4がタバコだそうです。
そして、日本人男性の3人に2人が癌に罹患します。
タバコには70種類もの発がん性物質が含まれ、ほぼすべての臓器の癌を増やすとのこと。
次に毎日飲酒する人も経営者には向きません。
かつては酒は百薬の長ともいわれていましたが、タバコと同様身体に悪影響を与えることが最近の研究で分かってきました。
そして最後が5時間未満の睡眠が続く人も、身体を壊しやすくなります。
加えて、若者に流行している入れ墨も、腎臓と肝臓に後々悪影響を与えるそうです。
これらのことを行わないだけでなく、軽めの運動と管理された食事も大切になってきます。
かなり面倒な気がしますが、経営者とは、存続のために利益を出し続ける会社運営と従業員の家族も守らなければならないという使命もあるのです。
一般社員に比べてほとんど休日もなく、長時間の労働とストレスを課せられます。
しっかりとした健康管理を行っても、かなりのハードワークになってしまいます。
30代~50代に不養生を続けていると、経営者を引退してから病魔におそわれる可能性が高まります。
酒も煙草もやらずに、睡眠時間6時間超の私でも、変形性股関節症と骨嚢腫に罹患したのですから。
上記3つの項目は最低条件です。
これらの最低条件すらできていない経営者は、早めにサラリーマンに転職した方が社員のためのような気がします。