おさらい
先日、株式投資の1番弟子のS氏から連絡がありました。
どのタイミングで売ったら良いのか、今後どのような姿勢で動いたら良いのか分からない等の質問でした。
数日前に、5番弟子のF氏からも同様な質問を受けていたので、二人一緒に我が家に呼んで、2階の執務室のPC画面で説明をすることにしました。
最初に言う事はいつも決まっています。
「私の考え方が正しいとは限らない。投資の決定は自己責任でお願いします」というもの。
午後3時半から3時間の長丁場になりましたが、話があちこちに飛んだので、毎回このブログを見ているという彼等のために、筋道を立てておさらいすることにします。
あくまで、私が取っている方法です。
毎日のルーティンとなります。先ずマクロから。
「為替 ドル円 リアルタイムチャート」という無料画面を参考にしている。
1.横に出ている記事を読む
2.ドル建て日経平均→NYダウ→日経平均先物→原油価格→騰落レシオ→恐怖指数
を毎日チェックすることで、大体米国と日本の潮流が把握できる。
3.ユウチューブで岡崎良介の動画をチェック
次にミクロに入ってどのタイミングで購入するか?
1上記無料画面の騰落レシオが青色に変化し続けた時、出来れば恐怖指数が20を超えたら尚よい
2.その時に、自分がお気に入りに入れておいた銘柄がかなり下がっていれば『買い』
3.買うときも一度に買わずに2週間程度を3~4回に分けて購入
買った後は、自分のストーリー(仮説を立てる)を描き、その近辺で売るなり保持するなり考える。
1番弟子は1000万円の資金なので2~3銘柄で勝負して、出来たら1銘柄は安全な防御株で数年間売らない。
1年前に参入した5番弟子の資金は100万円なので、1~2銘柄で少々リスクをとる。
100万円程度で3~5銘柄持っていても仕方ないというのが私の考え方。
私の「1億円プロジェクト」は今まで1銘柄だけに買えるだけ注ぎ込んでいます。
どうやって銘柄を選んでいるのか?
毎日、「日経新聞」「西日本新聞」を読む(自分の興味あるところ中心)
毎週、「日経ビジネス」「週刊ダイヤモンド」「週刊東洋経済」を読む
毎月、「日経マネー」「ダイヤモンド・ザイ」をマーカーを持ちながらチェック、「日経トップリーダー」を読む
イレギュラー、「週刊現代」「週刊ポスト」でお金や株式にまつわる記事が書いてあった場合は購入して読む
年4回出る「会社四季報 プロ厳選 500銘柄」もマーカーを持ってチェック
これらを読んで、自分のわかる範囲での業種や会社を20~30社選ぶ。
この選んだ会社を無料の「株探」ホームページでチェック。
1.PERはできたら15倍以内
2.PBRは出来たら1倍以内
3.配当率は3%以上
4.時価総額は500億円以内
5.自己資本比率40%以上
ここまで絞り込んだら次に見るのは「大株主」、そしてMINKABUの株価予想で「シグナル」をチェック。
「安全度」と「割安感」を特に私は重視します。
更に、「ダイヤモンド・ザイ」の「理論株価」と「会社四季報プロ厳選500銘柄」巻末の「理論株価」をチェックして、60%以上割安の銘柄を探します。
上記の結果残った2~3社をお気に入りに入れて置き、毎日の株価をチェック。
買いたいと思った会社のホームページからIRをクリックして決算短信をコピー。
特に貸借対照表とキャッシュフロー計算書をチェック。
ここまで来たら、「年足」(長期間の株価のチャート)をみて、現在値が最高値の何割に当たるか把握。
一つに絞り込むときには、割安度が大きい方を選びます。
因みに、「1億円プロジェクト」で現在購入中の銘柄は、理論株価が現在値の3~5倍
「一人法人」で購入中の銘柄は赤字なので理論株価はあてになりません。しかし最高値は現在値の10倍以上です。
結論としては、自分の立てた仮説をどれだけ信じて忍耐強く待ち続けられるかだと思っています。
