将来を見据える
最近、マンション価格が高騰していて、福岡市内や東京都23区では買い控えが増えているそうです。
その代わり、利便性の良い新築小規模戸建ての需要増が見られると。
不動産関連では、この新築小規模戸建てを「敷地面積50㎡以上100㎡未満」と定義しています。
ピンときませんが、大まかな坪数に換算すると土地面積15~30坪ということになります。
この戸建て価格の今年の2月の平均が新聞記事に出ていました。
東京23区で7859万円、東京都全体が6865万円、神奈川県が4954万円・・・と。
関東の利便性の良さとは、「最寄り駅まで徒歩30分以内、バスで20分以内」を指すとのこと。
我が家近くの同様な戸建てが3軒売りに出され、そのうちの1軒が売却となりました。
28坪の土地に75㎡の木造2階建てで2台の駐車スペース。
価格は3600万円で、最寄りの地下鉄駅まで徒歩で6分。
現在も九州の若者はかなりの数、仕事や学校の絡みで東京都を含む関東へ向かっています。
数年間を大都会で過ごすことは、私もそうでしたが非常にためにはなります。
しかし、結婚や子育てを考えた将来設計行おうとすると、一般人にはほとんど不可能だと思います。
近年、九州はシリコンアイランド、カーアイランドと言われ、各種企業の賃金上昇もかなりのものがあります。
加えて学校群も大学のみならず高専や高校までかなりレベルが上がっています。
将来を見据えて、何とか自分の力で一家を築きたいと考えるならば、圧倒的に九州に住む方が楽しく暮らせると自信を持って言えます。
随分前から、福岡市内に昔から住む人々は、その素晴らしい価値に気づいていない旨を再三述べてきました。
私は東京から引っ越してきた1986年8月1日からそれを肌で感じました。
暫くは余裕の資金もなく、行動のしようもなかったのですが、少しずつ不動産に投資をしてきて現在に至っています。
そして自分の感覚以上に福岡市の価値が上がっています。
それでも東京都のおよそ半値なのです。
且つ、台北、ソウル、香港、シンガポールの1/3~1/4.
これくらいのことは考える若者になって欲しいものです。
