初体験

 2月3日(月)午前6時25分自宅出発。

鹿児島店の経理に行くためでした。

午前9時半頃から午後2時過ぎまで、店舗で真ダムが経理をして、久し振りに手塚旅館に泊まることにしました。

4日から雪が降る気象予報でしたが、鹿児島は大丈夫だろうと、雪に最も弱いFR(フロントエンジン・リアドライブ)仕様の私の車で行ったのが運の尽き。

「行きはよいよい、帰りは恐い」そのものの体験。

 店舗から旅館までのおよそ1時間ほどは、どちらかというと晴れの天気で、暖かさも感じていました。

旅館に着いて暫く仮眠を取り大浴場へ。

その頃にはかなりの寒さを感じながら、約40分も温泉に浸かりいい気分で部屋に戻りました。

何気にTVをつけると、4日明け方から鹿児島が警報級の降雪に見舞われると。

一般道も通行止めの可能性がある旨の内容でした。

その雪が5日も6日も続くとの報道に、流石に慌てました。

 予定では、4日に熊本店の国産・輸入車両店舗を回るつもりでした。

また、5日には私が大切な用事を抱えていたために、3日にそのまま宿泊するのは大きなリスクになると判断。

 フロントの支配人に、支払いは通常通り全額支払うので、夕食後にチェックアウトする旨を説明。

すると気の毒に思ったのか、ワインを1本進呈してくれました。

心づかいがとても嬉しく、再訪する約束をしました。

この旅館は3度目の訪問で、その影響もあったのかもしれません。

 午後8時5分に旅館を出発。

高速道路に乗るまで、二つの峠を越さねばなりません。

案の定、途中の坂道から雪が舞ってきました。

雪道でのノーマルタイヤの怖さは、サラリーマンの東京勤務時代に経験済みです。

 祈る気持ちと逸る気持ちがないまぜになりながら、ひたすら前を凝視しながら暗闇の中を走らせました。

九州道の八代ICに合流した時にやっと安堵。

帰宅したのは午後11時20分頃。

 流石にぐったりと疲れて、あっという間に寝入りました。

これは何かの啓示かもしれないと、翌日の4日にある株式をほんの数株だけ追加購入しました。

初体験” に対して2件のコメントがあります。

  1. 冨谷猛 より:

    おはようございます。
    もう40年以上前の体験を、思い出しました。
    雪の加久藤峠越えです。
    宮崎市を出るときは晴れていましたが、えびの辺りから雪に変わり、まだループ橋が出きる前の峠で積雪に見舞われました。
    既にできていた加久藤トンネル直前、信号待ちで、止まった直後、ズルズルと交代、、、しばらくそのままバックして、傾斜の緩やかな辺りで前進に切り替え、勢いをつけて信号を越えて、生還できました。
    後続車両が全くなかったのが、良かったのか、どうかわかりませんが、今でも、通る度に思い出します。

    1. 肥長孝卓 より:

      いつもコメント有難うございます。
      夜の雪道の怖さを実感しました。
      数時間で急変する天候も恐怖でした。

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