古稀
古稀(こき)とは、数え年や満年令で70歳になることで、お祝いをする習慣となっています。
この言葉は、唐代の詩人杜甫がよんだ七言律詩「曲江」の一説にあります。
「人生七十古来稀(じんせいななじゅうこらいまれなり)」
人生を70歳まで生きるのは非常に稀なことだという意味。
先日私は古稀になりました。
とても信じられないというのが素直な感想です。
身体の各所が痛かったり、いろんな機能が衰えていますが、それでも普通に暮らせて、大きな事故等に会うこともなくこの年まで来れたことに、奇跡を感じています。
次男家族が、私と真ダムを長崎市の伊王島へ招待してくれました。
孫達と温泉に入ったり、バトミントンや卓球をしたりして楽しみました。
夕食は豪華なふぐ刺しの料理を、紫のちゃんちゃんこと帽子をかぶり堪能しました。
後にバースデイケーキまで準備されていて、紫のTシャツに靴下、ネイビーブルーのヨットパーカーを記念にもらいました。
このヨットパーカーが実に私の趣味に合っていました。
背中の文字も素晴らしい。
「I AM NOT OLD. I AM CLASSIC .」の文字とバイクがプリントされているのです。
Classicの意味には大きく二つあり、「伝統的な」の他に「最高級」の意味があり、私にぴったし!?
長男夫婦には、豪華なコース料理を御馳走になり、真ダムの友人夫婦には高給焼き肉を招待いただき、古参の社員と広告会社の代表には今治タオルのバスタオルと大好物のめんたいを頂きました。
そして真ダムからは、高校時代に高くて買えなかった憧れのブランドであるVANのトレーナー、チノパンツ、靴下、加えてデサントの上下ジャージ、Jプレスの長袖ポロシャツ、資生堂 MENの洗顔クリーム、日本メーカーMORBIDAの皮革のショルダーバッグをプレゼントしてもらいました。
言葉で言い尽くせないほどの感激です。
子育てをしていない私でしたし、短気が洋服を着ているような経営者でしたが、息子達が立派に育ってくれ、社員や取引先にも気を使ってくれる人々がいることに感謝しかありません。
日本人男性の平均余命は約81歳です。
残りの人生は天任せとなりますが、毎日を後悔のないように『一日一生』の気持ちで過ごすつもりです。
皆様に心よりお礼申し上げます。
