さて、どちらに転ぶ

 不織布のマスクをして、自宅から徒歩で最寄り駅まで、ゆっくりと9分掛けて行きました。

特に足腰に痛みもなく乗車し、読みかけの本を読むために優先席の空いている席へ。

かなり混んでいて立っている人も多くいました。

 天神南駅で下車し、そのまま天神地下街を通り10分ほどして地上へ。

日本最大級のシャネルが入居する「ONE FUKUOKA  BUILDING」をゆっくりと眺めながら「天神センタービル3F」へと向かいました。

歩道の工事等もかなりの進捗率で、タイル一つとってもとてもお洒落でした。

「やっぱ、福岡市はいいなあ!!」。

 午後2時からの証券セミナーへの参加です。

いつものように会場には一番乗り。

前から2番目の席に陣取りました。

セロハンの袋に入ったボールペンを取り出し、先にアンケート用紙を記入。

お菓子とミニボトルのお茶もいつもと同じ。

 最終的には会場に10名ほどの年寄り軍団の参加。

1時間弱の講和の結論は、「日本株・アメリカ株に関しては強気で良い」。

「ヨーロッパは、中国、ロシアへの経済的比重が高かった分弱含み」。

「日銀は今回の金融政策決定会合で0.25%の利上げを実行するだろう」。

「賃上げが出来ない企業は市場から退出させられる」。

「日本における自社株買いの傾向は継続するだろう」。

「年末の日経平均は45000円と予想する」。

 まあ、あくまで予想の範疇ですから、投資はやはり自己責任ということになります。

私は若干否定的で、2月中旬頃一旦株価の大きな調整があると見ています。

そこで、追加投資を実行する予定です。

 セミナー終了後トイレに行こうと思ったら、一般人は行けない仕組みとなっていました。

係の人がカードをかざしてドアが開き、その先の方にトイレがあるのです。

これまた何と立派なトイレでした。

小便器の場所も隣とは高い壁で仕切られていて、その素材も人工大理石。

こんなところに就職出来たら、それだけでステイタスだと感じました。

 帰宅するための地下鉄も、優先席に座りバッグから本を取り出し、あたりを見渡しました。

すると年配の男性が二人、私と同じように読書をしていました(やっぱ、昭和か?)

 地下鉄に乗ると大抵の人がスマホを膝の上に置き、ゲームをしたりメールをしています。

それを見るにつけ私は、「これでまた、他人と差が付く」と妙な優越感に浸るのです。

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