原点
昨日は朝から歯医者へ行きました。
年末にもらった薬を全て飲み終え、歯の状態をチェックして今後に備えるためです。
抗菌剤が効いたのでしょうか、幸い痛みは取れ、柔いものであれば右側で噛んでも痛みはありません。
その旨を医師に話すと、暫く様子を見ることになりました。
歯痛が無くなるだけで、これほど前向きになれるとは思いませんでした。
彼は、私の長男と同じ年で、今年が開院7周年目。
彼の医院の周りには5軒ほど歯科医院があり、かなり競争が激しい場所です。
私は今回、彼の医院が12月30日まで開いていて本当に助かりました。
そして昨日4日に開いていたのもまた助かりました。
因みに50メートルも離れていない他の歯科医院は、12月29日から休みで1月6日が仕事始め。
年末年始に僅か2日間だけ、他所より多く開けているだけです。
それなのに、私にとっては何よりも頼りになり安心できる歯科医院と刷り込まれました。
私の他に何人か患者さんも来られていたので、同じ思いでしょう。
一般的には創業して5年くらい経つと、経営も軌道に乗り少しずつ慢心が出るものです。
彼にはそれが見えませんでした。
30代、40代、50代を目一杯働くことを忘れていないようです。
このことは、我々の業種でも同じことで、いわば経営者の『原点』です。
50代までをそこそこのレベルで過ごした経営者は、高齢者になってから痛い目を見ます。
気分も良くなったので、2日の初詣で購入したお札と、庭に植えている榊を切りだし、その束を持って、事務所へ行きました。
いつものようにすべての窓を開けはなし空気を入れ替え、神棚に新しいお札と榊を奉納。
昨年のお礼と、今年は必ず「一人法人を飛躍させる」旨、誓いました。
後は、咳が出ないように願うばかりです。