38年目の忘年会
一昨日の夜、博多駅近くの八仙閣にて、弊社グループの忘年会を実施しました。
今回は、インフルエンザの流行で数名が欠席となり、総勢39名が集まりました。
特筆だったのは、脳梗塞で倒れ入院していたY君が、リハビリを終え出席してくれたことです。
まだ回復途中だそうですが、少し安心しました。
私は、コロナの後遺症で咳が悪化し、大人しく様子を見ていました。
20代から60代まで、老若男女が和気あいあいと歓談している様子を見るにつけ、感謝の念で一杯になります。
会の運営や挨拶等をみていても、それなりにしっかりと行っていました。
私の役割は終わったと思うと同時に、子供達を含むスタッフ全員が成長したと感じました。
我々家族4人でスタッフ全員を見送った後帰宅。
毎年、この忘年会終了直後が一番充実感があります。
その年の経営を何とかやりくりしたこと、社員全員に感謝の思いをカタチで表せたことで、一区切りと実感するのです。
人との出会いや縁とは本当に不思議なものです。
当時は明日をも知れぬ我が社でした。そこに入社してくれて私と一緒に30年以上働いてくれる人たちがいます。
今では、彼等が息子達を助けてくれています。
言葉ではいい尽くせない有難さを感じています。
私自身は良縁、悪縁と区別することはありません。
他人の目でそれが区別できたとしても、私には共に自分の人生を司った出会いと縁と感じて大切にしています。
若い頃は「take & give」と感じていたものが、次第に「give & take」へと変化し、最近では「give & give」と実感できるのは、より多くの人々との出会いがあったからだと思います。
来年がいよいよ最後の忘年会出席となります。
「立つ鳥跡を濁さず」という思いで、来年は全店を回ろうと思います。