37回目
昨日、11月の月次決算が出て、賞与の確定を行いました。
予想通り、11月実績はかなりの悪化でした。
1~11月累計では黒字を確保しているし、キャッシュフロー的には問題ないので、慌てる必要はありません。
しかし、特に、国産二輪車部門は早急な対策をしなければ、「ゆでガエル」どころでは済まなくなります。
長男と各店長の緊張感が足りない証拠です。
昔と違って、実績が良くない店舗のスタッフにもそこそこの賞与を与えねばなりません。
私が現役の頃は、最低と最高の賞与額の差は40倍ほどありました。
息子達は常識派です。4~5倍ほどに設定しているようです。
無駄をなくして利益を出し続ける必要性を、もっと社員に熱く伝えることです。
当分の間インフレは収まりません。
実質賃金を上げなければ生活は苦しくなるばかりです。
実質賃金アップの原資が利益なのです。
1987年に創業して、1988年に社員を一人雇用してから37年連続で賞与を出しています。
このことと、今までで一度もリストラを行ったことがない、二つの事実は私の誇りでもあります。
来年1年をもって私の事業承継も完結します。
10年に亘り息子達を見守ってきましたが、素晴らしいスタッフに恵まれて、きちんとビジネスを継続しています。
息子達とスタッフ全員に感謝しかありません。
冬季賞与を出せて初めて、今年1年も乗り切ったと実感するものです。