知識は必要

 小田部の積文館書店へ、気になる書物を買いに行きました。

総額が8000円を超えたのですが、気にしません。

私の場合は、先ずプロの本を読んで、自分なりに知識を蓄え、そして自分の強い思いで実行するパターンがほとんどだからです。

経営に関しても、投資に関しても、生きざまに関しても同様です。

先ずは、本を購入して熟読すること自体が投資そのものなのです。

 購入後いつものように隣接する弊社グループの輸入二輪車の店へ立ち寄りました。

この店の店長は、株式投資に興味を持ち、数か月前から実践しています。

会うなり、私に電話しようと思っていたとのこと。

 私が勧めた株だけが上昇し、自分で判断した株が含み損になっているので理由を知りたいとのこと。

私の答えは、「たまたまそうなっただけ」。

特に一押ししていた株がストップ高になって驚いていました。

「いつ売却したらよいか分かりません」というので、私は「配当率が3%以上で且つ自己資本比率が60%以上もあるのだから持っていた方がよい」との返答。

 現在私の持ち株の中でも、2つの銘柄が含み損を抱えている話をしました。

それでも、含み益が出るまで売却はしない旨も話しました。

一般的には「損切り」が正しい投資法といわれています。

変人の私は、自分なりの仮説を立て吟味したうえでの投資だから、とことん付き合うというスタイルです。

 今後、自分の投資スタイルをどうしてよいか分からないということでした。

確かに3000以上の銘柄から、何を選び、いつ購入し、いつ売却するかなど、かなりハードルが高いものがあります。

そこで彼に勧めたのが、「ダイヤモンド・ザイ1月号」と「日経マネー 1月号」を直ぐに購入して、何度も読み返すこと。

この両誌の1月号には、お得な付録が付いているし、今年の反省や来年の投資戦略のヒントも掲載されているからです。

2冊合計で1880円の投資にしか過ぎません。

 株式投資や不動産投資で上手く行っていない人は、大抵基礎知識がない人だと思います。

「運」の要素が大きいものの、知識があるのとないのでは、長期投資では明確に差がつくものです。

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