分岐点
東京都のマンション価格の高騰が続いています。
理由は簡単で、開発用地の減少があるからです。
需要と供給の関係で土地代金が高騰しているうえに、資材や労務費の急騰が拍車をかけています。
東京都で発売された、「最寄駅から徒歩5分」の新築マンションの平均販売価格は、2024年1~9月に1億1千万円を超え10年前の2倍になったそうです。
上昇率を分析すると、「最寄駅から徒歩5分」以内が断然高いとのこと。
この距離感が分岐点になっているようです。
ファッションも地価も、東京都に若干遅れて福岡市に波及するのが今までです。
九州全体に世界中から大きなお金が投資されています。
その利益を一番享受できるのも福岡市。
以上の観点から、福岡市の地価は、福岡市在住の人々が考えが及ばないほどの価格になる可能性を感じています。
福岡市の場合は、西鉄沿線やJR沿線よりも圧倒的に地下鉄沿線が最適地になります。
出来たらエリアを中心部から一定の距離に絞った方が良い気がします。
地価には利便性の他に町名のブランドや学区が大きく影響するからです。
私の勝手な直感ですが、福岡市の場合の分岐点は「最寄りの地下鉄駅徒歩5分」。
エリアは地下鉄空港線の西は藤崎まで、地下鉄七隈線の西南方面は金山まで。
東や南には住んだことがないのでわかりません。
今後人口減少が顕著になればなるほど、コンパクトシティになっていきます。
そうしなければ行政のサービスが手に負えなくなるからです。
不動産取得には「運・縁・タイミング」が必要と学びました。
これを生かすには、普段から倹約して一定の現金を貯めておくこと。
そして日頃から些細なことでもよいので情報収集を怠らない事。
最後にここが一番重要なのですが、直感で即決する事。